不登校の子を持つあなたに伝える学校への対応の求め方【まず休ませよう】

学校&勉強ブログ

こんにちは

てぃーちゃーMです

「子どもが不登校気味で心配・・・」

「学校へどう相談すればいいのだろう・・・」

そう悩んでいる保護者の方は多いです

あなたも抱え込みすぎないようにしてください

この記事を読むことで

学校との連携の取り方、家庭でのお子さんへの働きかけ方がわかります

実際、私自身も教師として模索しながらの毎日だったのですが

不登校だった生徒が登校できるようにもなりました

この記事は

  • まず休ませよう
  • 先生との連携
  • 家庭内の環境
  • 気分転換

という形でまとめています

この記事で、あなたの毎日の不安も少しは軽減できます

先ほど抱え込みすぎないようにしてくださいと書きましたが

まず言います

あなたは悪くはありません!

断言します

この統計を見ていただきたいのですが

全国で不登校の生徒がどれくらいいるのかというと

文部科学省「不登校の現状に関する認識」より画像引用(リンクはこちら

みていただいたらわかるように

全国の小中学校数が約3.5万の学校数あるのに対して

約2万の学校に不登校児童がいるという現状です

という事は、近くに3つの小中学校があれば、そのうち2校は不登校の児童がいるという事です(約60%と考えて)

すぐお隣の学校でも不登校で悩んでおられる保護者の方がいるという事です

どうしても、自分の子どもが不登校になってしまうと、保護者の方は自分を責めたりしがちです

あなたはどうでしょうか?

もう一度言いますが

決して自分は責めないでください!

なぜなら

この記事までたどり着いているあなたは

悩み、苦しみ、調べたという苦労があるからこそ、このサイトまでたどり着いたのです

悪い親はそこまでの苦労はしません

だから「あなたは決して悪くはありません!」

いま、不安や苦しみを抱えているあなたは、お子さんにとって大切な存在です

だからこそ

まずは、あなた自身を大切にしてあげてください

もくじ

休ませるという提案

無理に行かせるより、行きたくなるまで休ませましょう

子どもに無理強いをさせるとその反動はどこかで出てきます

多くが家庭内でのストレス発散という形で現れます

例えば、あなたは食事制限をしたことはありますか?

ダイエットでも、学生時代でも、結婚前でもいつでもいいです

食事制限という無理強いは、リバウンドという形であらわれます

食事制限期間を終えたり、我慢できなくなってたくさん食べてしまうという事につながります

無理強いは極度の精神力を必要とします

不登校になっているという事は、お子さんの精神力は結構疲れています

疲れているところに、さらに無理強いすると強烈なストレスになります

その反動はどこかで出てくるものです

「親」という感じは、「木」の上に「立」って「見」ると書きます

黙ってお子さんを見守ることも親の愛情の一つです

先生への相談

必ず担任や学校とは連携を取りましょう

学校は子どものパートナーです

担任は専任のパートナーです

(参考:▲【学生・保護者必見】1年目の教師が持つべき3つのモノ【教師の資質】▲

不登校の原因が担任にある場合は別ですが

教師とは本来、お子さんの人生をより豊かにするために存在しています

学校の先生はただ教科を教えているだけではないのです

小中で見ると9年間だけですが、人生をより楽しく、豊かに生きてもらおうと奮闘している1番のサポーターです

文章初めのグラフにもありましたが不登校の原因の3割は学校生活に起因しています

という事は、学校自体の「何か」を変えないと、環境が変わらないままなので登校するのが難しいままになってしまいます

不登校の原因の「何か」を見つけ、改善するのが学校の役割になるので

それが改善出来れば登校につながる可能性は高くなります

たとえ、学校に原因があるとしても冷静に落ち着いた対応を心がけましょう

本来、学校や教師は子どもたちのパートナーなのですから

家庭内の安心を確保

子どもにとって家は唯一の心から落ち着ける安全地帯です

【休ませるという提案】でも触れましたが

ストレスは安全地帯じゃなくなることを意味します

本人の逃避行動(ひきこもる、布団から出ない)や暴力でストレスを発散させる可能性も出てきます

家の中がピリピリした職場のような環境なら家も心地いい空間ではなくなりますよね?

また、人間関係にも心地よい関係が必要です

良い人間関係、家族関係は「意識」をしないと作れません

7つの習慣」という本にはわかりやすく書いているのですが、ここで必要なことを簡単に説明すると

  • 聴くという行為を大切にする(傾聴)
  • 本当に共感してあげる(他者理解)
  • 他者理解をすることで信頼が生まれる(信頼残高)
  • 信頼が増えることでお互いの理解につながる(相互理解)

(難しい本でページ数も多いですが、読みやすい漫画版もあります→こちら

心から安心できる環境と人間関係があることで「本音トーク」ができ

お互いが理解し合える関係が作れます

大概ですが、中学生ぐらいになれば、本人が解決策をわかっています

環境や人間関係の向上で本人の安心感と、精神的なエネルギーを貯めてあげること

そうすれば自然に登校できるようになることもありますよ

勉強はどうしよう

参考までに映像授業の記事を載せておきます

【中学生の親御さん必見】スタディサプリを利用するメリットとデメリット【気になることを全部まとめました】

また、私自身もyou tubeなどで発信していますので参考までに

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

家族で旅行

肉体的にも精神的にも「解放感」をあたえることで、くつろがせてあげましょう

そもそも、「旅」自体が非日常という「特別感」を与えてくれます

この特別感は「緊張感」と「解放感」という反する感情なのですが

旅での「緊張感」は好きやキライの印象を強くし、興味を色々なモノに感じるセンサーが働きやすくなります

逆に「解放感」はリラックスを与えてくれます

家族旅行はどちらかというと、気晴らしや楽しみを求めての旅行なので、リラックスの方が強くなります

非日常の空間や地域に触れることは

自分を見つめなおし、新たな自分の発見にもつながります

心理学で言うところの

「自己確認」と「自己拡大」です

「自己確認」が、自分が褒めてほしいところを他人から褒められること

「自己拡大」が、自分が気付いていない、良いところを他人から褒められて気付くことです

家族で旅行することで、客観的に自分を見つめなおしたり、リラックス効果を得られたりでき

全ての環境が改善されてから、家族旅行に行くことで、再登校のきっかけになるかもしれません

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

まとめ

今回は

不登校の子を持つあなたに伝える学校への対応の求め方という形でお伝えしました

  • 休ませてあげましょう
  • 学校との連携は取りながら、学校での改善点を洗い出せるよう教師への相談はしましょう
  • 家庭内での空間と人間関係の向上を図りましょう
  • 時間を作って家族旅行へ出かけましょう

何度も伝えていますが、あなたは優しく強い親です

1人で抱えることなく、みんなで大切な子どもを支えていきましょう

最後までご覧いただきありがとうございました

私も少しでも学生の勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので、こういった授業の展開もあるんだと、参考の一つとしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】地理一覧

地理一覧
「地理一覧」の記事一覧です。

▶【てぃーちゃーMの社会科】歴史一覧

歴史一覧
「歴史一覧」の記事一覧です。

▶【てぃーちゃーMの社会科】公民一覧

公民一覧
「公民一覧」の記事一覧です。

また、質問や困ったことなどあれば連絡ください。少しでもお役に立てればと思っています

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ありがとうございました

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