なぜ社会科を学ぶのか?

学校&勉強ブログ

こんにちはてぃーちゃーMです

今回は

「なぜ社会科を学ぶのか?」

小学校の頃は面白かった
覚える戦いや人物多すぎ
公民とか意味わからん・・・

そもそも何でこんなにも覚えないといけないのか?と疑問を持って授業を受けている人はとても多いですが・・・

まず、中学校とはどういった場所なのか?というと

義務教育の最終地点

です。

義務教育は、ほぼ無料で誰でも等しく学ぶことができるということであり、学ばないといけないものである。そこに社会科が含まれている理由、それだけ大切なことであるということ。

では、現職の中学校の社会科教師である私が、三つの理由で説明します

もくじ

社会科とは社会化

社会(大人の世界)に出て大切になってくること、それは

働く

ということである。

社会(大人の世界)が求めている人材はどういった人か?

1位 コミュニケーション能力
2位 率先して取り組む能力
3位 仲間と協力できる
4位 チャレンジ精神
5位 真面目
6位 我慢強さ
7位 責任感
8位 物事に筋が通っているか
9位 課題を解決できる力があるか
10位 リーダーシップ
11位 柔軟に考えることができるか
12位 将来成長する可能性
13位 ウソをつかない、信用できる
14位 想像力が豊かである
15位 専門性

順位を眺めてみると、人とのかかわり方と、取り組む姿勢が上位に入っている。

最近の中学校の授業では、電子黒板と言われるテレビを使うだけの授業や、用意されたプリントに書き込むというやり方も多い

もちろん対話や、班で協力して取り組む授業もあるが、そもそもの知識がないと、賢い生徒だけが中心になって全部やってしまうようになる。

(参考記事:▲学校の授業はどっちがいい?講義型orグループワーク【両方やって初めてわかる】▲

(参考記事:▲オンライン授業のメリットデメリット【オンライン授業は反転授業】▲

人とのかかわり方が社会に求められる能力で大切なことだが、基本的な知識がないと人とのかかわりも受け身になったり、力関係に影響されたりしてしまう。

例えば、誰でも経験したことがあると思いますが、スポーツの熱狂的なファン人と話をしていて自分の知らない選手のことを話されたら、一方的に聞き手になってしまうということと同じです。

では、世の中で大切な基本的な知識はどこにあるのか?

それが義務教育にある、国語、数学、理科、英語そして

社会

です。

もう一つが、取り組む姿勢です

例えば、わからなかったら何もしない人と、わからなくてもとりあえず一生懸命取り組んでみる人ならば、どちらがいいですか?もちろん、わからなくても一生懸命取り組む人のほうが良いでしょう。

通常、社会科では知らない言葉が次々に出現します。

それでも、一生懸命ノートに書き覚えようとして努力すること

この姿勢が社会に出たときに君に求められる能力なのです!!

世界と日本

あなたは外国へ旅行に行ったことはありますか?

団体ツアーの観光なら日本語に困ることはないし、周りに日本の人も多いことでしょう

外国から日本に来た人と話をしたことがありますか?

外国から日本に来た人に聞いた日本観光の目的

1位 日本食を食べること
2位 自然・景観地の観光
3位 日本の歴史・伝統文化体験
4位 温泉・旅館に宿泊
5位 ショッピング
6位 日本のお酒を飲むこと

外国から来る人や、外国の人たちとのコミュニケーションで大切になってくるのが

あなたが「日本のことを知っている」ということです

世界の教養のある人は、出会った人物の教養をはかる方法として、自国の文化を尋ねることがあります。

世界の教養のある人が、出会った人物の教養をなぜ知りたいのかというと、どんな人であっても自分にとってワクワクや楽しい思いをさせてくれる、知らないことを教えてくれる人というのは価値があるからです。

例えば、スポーツクラブのコーチはなぜお金がもらえるのか?それは、生徒(知らない人)への価値提供をしているからです。コーチは「スポーツを教える(価値)」を提供しているから生徒はお金を払うのです。

価値のある人物になる!というより、自国の文化や歴史を学ぶことで、自然と教養のある人物へと成長できる

だから社会科を学ぶことは大切なことなのです

万能の教科

国語科で英語は出てきません、計算問題も出てきません

英語で歴史上の人物には少し触れたりもしますが、計算問題や漢字は学びません

理科は地球のこと、宇宙のことは学びますが、世界の歴史と現状を知ることはありません

数学はとても大切です、理論立てて物事を理解するために。でも、問題を解くためにです。

社会科は、様々な言葉が出てきます。

例えば

「墾田永年私財法」

昔の日本の決まりですが漢字がたくさん使われていますね

「TPP」

意味は、Trans「越えて」「横切って」- Pacific「太平洋」 Partnership「共同,協力」
で環太平洋パートナーシップ協定

その他、例えば地震が起こるメカニズム。

これは映像や地理、防災でも学びます。また、地球の歴史も学びます

そしてグラフや時差などの計算問題。初歩的な算数ができれば問題ないですが、理論立てて歴史を紐解いていくのにも数学的要素が含まれます。

こうやって見ると、社会科はすべての教科の必要な部分を多く含む幅広い知識が求められる教科と言えます。

まとめ

  • 理由1:社会科とは社会化・・・社会に出て認められる人間へ
  • 理由2:世界と日本・・・グローバル化が進む現代における自国を学ぶ手段
  • 理由3:万能の教科・・・身につく幅広い知識

私の大好きな人物にドリアンイエーツという人物がいる。ミスターオリンピアというボディビルの世界一を決める大会で6度の優勝をしたものすごい人物。

そのドリアンイエーツはこう言っている

「自分はどんな仕事でも成功していたと思う。現実的な目標設定と、その目標達成のために全力で打ち込むという姿勢を別の職業に生かしていたはずだ」と。

伝えたいことは、まずは小さな目標を立て、それを一つずつ達成しながら前進していくこと。自分を律し、強い意志を持って目標達成に向かう姿勢を習慣づけること。そして、目標を達成したら、再び次の短期的目標を立て、それに向かって進んでいく。決してどんな障害にも負けないこと。

勉強も同じである

わかるまで、覚えるまで徹底してやり抜くこと、それは言葉を覚えるためではなく、自分がかなえたい

高校合格

という夢をかなえるためにやり抜く習慣をつけるということ

最後に

勇気と信念、そして決意をもって踏み出せば、毎日少しづつ必ず成長できます

まずは取り組んでみよう!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

(参考記事:▲【中学生の親御さん必見】スタディサプリを利用するメリットとデメリット【気になることを全部まとめました】▲

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