【成績UP確実】元教師が教える中学生のテスト点数アップ勉強方法

学校&勉強ブログ

学校のテストが平均から上がらない

テストの勉強ってどうすればいいの?

こんな悩みを解決しましょう

実はあなたのテストの点数が上がらないのには「ワケ」があります

この「ワケ=(理由)」を知れば点数は上がっていきます

私自身、教師として勤めていた10年間で生徒の点数を上げた強法であり

時期によっては、公立高校合格率(25人/26人)、96%を作り上げた勉強法です

中学校のテストの点数アップのための【勉強の方法】を解説します

この記事を読み終えると,「テストで点数が取れる方法」がわかります

もくじ

テストの点数は「勉強の方法」を知れば上がる!!

結論から言うと

間違える問題を無くす】ということです

テストの点数が上がらない生徒は

問題集に取り組むとき

「問題を解く→丸付け→終わり」です

その他、まとめノートを作ったり、語句を丸暗記したりします

「いつもやっている…」

そう思った方もいるのではないでしょうか?

私が勤務したての頃もそうでしたが

多くの生徒が実践する勉強方法ですが、これはダメな勉強方法です

例えば、問題集

  1. 問題を解く
  2. 丸付け
  3. ハイ終わり~

これでは

答えられた問題は良いけど

間違えた問題がほったらかしにされてしまいます

この状態でテストに向かうと、必ず問題集で間違えてしまった問題をテストでも間違えます

問題集を何冊もこなしていっても正解できる問題が増えるのはごくわずかです

こういった効果が薄い勉強のやり方では、いくら努力しても時間がもったいないだけです

するとこういう精神状態になっていきます

・やっぱり勉強しても無駄だ

・自分は平均ぐらいの人間なんだ・・・

モチベーションが下がると、点数も成績も比例して下がっていきます

点数が取れないと悩んでいる生徒はまず

「どうやったら点数が取れるのか?」

を理解する必要があります

間違える問題を無くす】ということが「点数が取れる」につながる実感を持ち、「地道な努力が結果につながる」という事を感じられることが大切です

テストの点数を上げる勉強の方法は【間違える問題を無くす】ということ

【間違える問題を無くす】ということは=「解ける問題」を増やすということです

「ハイ?そんなんわかってるよ」

という言葉が聞こえてきますが、究極で言うと【間違えない=全部解ける】です

テストの点数を上げるためにすることはシンプルです、

それは

次に同じ問題が出たときに正解できるようになること」です

どういうことかと言うと

点数を取るためには

前回取り組んだ問題が正解できるように何度も何度も間違えた問題を繰り返しやること

が大切です

「配られた白プリを解いて丸付けをするだけ」

では正解できる問題が増えるわけではありません

例えば

運動系の部活動で試合だけしていても、できるプレーが増えることはありません

上手くならないのと同じです

できないプレーに、練習で何度も取り組むことで試合でもできるようになるのです

「どうせ賢くはならない」

と悩んでいる中学生のおよそ7割の生徒は勉強のやり方を

「理解して取り組んでいなかった」だけです

部活動も勉強も結果を出す人は【練習をしっかりとしている生徒】です

この勉強方法を理解して勉強に取り組んでいる人で「平均以下だ・・・」と悩む人はまずいません

次やるときに同じ問題を正解できるように

何度も繰り返し、間違えた問題をやり直ししていけば、必ず点数は上がります

正しい勉強の方法を理解すれば、誰でも点数は上がり、成績も伸びていきます

解ける問題を増やすために、間違えた問題に何度も取り組むことが大切という事です

下に、具体的にどのように取り組めばよいかのポイントを3つ紹介します

テスト対策勉強法1 間違えた問題は正解するまで解き直しをする      

プリントや問題集で、間違えた問題を×だけつけてほったらかしにしないでください

テスト勉強で最も大切なことは

間違えた問題が正解するようになること」です

勉強の時点では間違えてしまう問題でも、テストで正解できればいいのです

部活動でも、試合でプレーを発揮できるようにするために、練習で何度も失敗するのです

間違えていた問題が正解になれば、テストの×が○に変わります

そうすればテストの点数は上がります。

当たり前ですよね?

ですが、勉強に慣れていない人には、どう取り組んだらいいのかわからないと思うので

次のやり方を参考にしてください

  1. 問題集は片面(基本と応用で分かれている場合)やプリントの1枚分の表か裏の1面分を解く
  2. 【丸つけ】と【間違えた問題の解説を読む】
  3. もう一度、間違えた問題だけ取り組み、丸つけと間違えた問題の解説を読む
  4. さらに、もう一度、間違えた問題だけ取り組み、丸つけと間違えた問題の解説を読む
  5. さらに、さらに、もう一度、間違えた問題だけ取り組み、丸つけと間違えた問題の解説を読む
  6. 間違えた問題がなくなるまで繰り返します(真剣に取り組めば3回もやればできます)
  7. 最後にもう一度全ての問題を解きます(もし間違えるようであればもう一度繰り返しましょう)

私が、教師時代に受け持った生徒には

「5回は繰り返しやりましょう」ということでさせていました

この地道な努力を徹底してやります

「えっ!?厳しそう・・・」

あなたも、そう思いますよね?

私が受け持った生徒も、初めは生徒はみんな「え~!!」と嘆いていましたが

結果につながるのを実感すると進んで取り組むようになりました

初めのうちは高い壁のように感じるのですが、やってみると間違う問題はそんなに多くはありません

それにも理由があります

なぜかというと、【授業に集中することが多くなる】からです

【問題を解ける数が多ければ、繰り返す負担が少なくなる】ので授業も今まで以上に集中して取り組めるようになるというメリットもあるのです

大抵の成績が良い生徒はこの良いループにハマります

【集中して授業に取り組むから理解が早い】→【理解できているから間違う問題が少ない】→【間違う問題が少ないから繰り返しが少ない】→【繰り返しが少ないから勉強が楽】→【点数がアップする、成績が伸びるから楽しい】→【より集中して授業に取り組む】→・・・

だから、成績の良い生徒は、「勉強あんまりしてないよ」と言うのです

勉強をしていないのではなく、早く終わることができるようになっているのです

賢いからできるのではなく、やってきているからできるだけです

だから

あなたが、自習するとき、学校や塾の宿題をするとき、テスト勉強で問題集やプリントをするときも、この勉強の方法で取り組むことで大きな差をつけることができます

間違えた問題をほったらかしにしないことで、正解が増えていきます

勉強の段階では間違いが多くても、テスト当日には正解できるようになっています

正解できる問題が増えるから、点数が上がり、成績が上がります

間違えた問題は正解するまで解き直しをしましょう

テスト対策勉強法2 学校の提出物は学校で終わらせる(問題集やプリントのやり方)   

「テストの当日に提出物があるからそれも大変だ・・・」

「提出物でテスト勉強しよう・・・」

甘いです

提出物に時間をとられると、テスト勉強の時間が無くなります

提出物の完成はテスト勉強ではありません

あなたの中学校での休み時間は何をする時間でしょうか?

友達とおしゃべり、遊び、、、

本来やるべきことは、そうではありません!!

休み時間は宿題や提出物をする時間です

実際、私が教師の時も、担任で受け持ったクラスでは休み時間に徹底して提出物や宿題に取り組ませていました

それはなぜか?

テストの勉強が上手くいくかどうかは、【テスト勉強のための時間の確保】が絶対条件だからです

だから、テスト3日前に提出物に追われていてはテスト勉強どころではありません

先ほども紹介しましたが、テストで点を上げるために

【何度も間違えた問題に取り組むこと】が大切になってきます

そのためには、少なくとも【時間】が必要になってきます

なので

まずは、休み時間に、その日に出た宿題や取り組むクセをつけましょう

無理ならばできるだけ早いうち(当日)か、その週末の土日の時間が取りやすい時にまとめて終わらせましょう

ここでも、気をつけるポイントがあります

【テスト勉強に使える問題集やプリントにはまだ書き込まない】ことです

ノートや、まとめプリントなど、テスト勉強に使えそうにないものは省きますが

テスト勉強で使えそうな問題集やプリントには書き込まず、別の「答えノート」みたいなのを作って、そこに答えだけを書き込んでいきます

もちろん、答えを書き込んだら丸つけ、やり直しの作業を繰り返します

そして、テストの前日に、問題集やプリントに書き込むようにします

「何度も別の答えノートに解き直し」をしているのですらすらと答えを書くことができると思います

それがテスト前日の仕上げになります

もちろん、他の教材でもテスト勉強はするべきですが、提出物の有効活用です

テスト勉強用に使えない提出物は別ですが、テスト勉強の仕上げに提出物を仕上げてしまうという方法は効果的です

なので、休み時間などを利用し、できるだけ早いうちに、提出物を終わらせておき「時間」を確保するクセをつけると成績は確実に上がります

テスト対策勉強法3 「わからない」は、早く解決し、まとめノートはつくらない

「問題集の解き方がわからない」

「プリントがわからなくて、勉強が進まない・・・」

こんな感じで度々勉強を中断してしまう生徒は非常に多いです

テスト勉強用に「まとめノート」をつくろう

この「まとめノート」もクセモノです

なぜかというと

教師の書く、黒板の板書はそもそも「まとめノート」です

黒板にかいてあることが理解できていないようなら、「わからない」があります

先ほど、休み時間に提出物や宿題に取り組むと紹介しましたが、早くに取り組むメリットはここにも発揮されます

宿題や提出物を学校で取り組んでいると

「わからない」に出会ったときにすぐに先生に聞きに行くことができます

また

「まとめノート」は、あなたが勝手にまとめただけのノートですよね?

教師が黒板に書いている文字は、考えつくされて書き出されている文字です

文字数、大きさ、内容、どれをとっても、教師が長い時間をかけて練り上げた授業内容が黒板に書かれているのです

それこそが「まとめノート」ではないでしょうか?

「まとめノート」をあらためて「まとめる」

意味ないですよね?

覚えなければならない文字を書き込み続けたとしても、テスト勉強への効率は悪いです

成績の良い生徒のノートを見ればわかるのですが

ノートの下や端に注釈やまとめが書き記されています

教師の発言や発問なども書き残している生徒もいました

そもそもの授業で写すノートがまとまっていると、理解ができている、見返しても理解できる形でまとまっているものです

ですが、どうしても

  • 授業内容がわからなかった
  • 問題の「わからないところ」を聞く機会を逃した
  • 聞くのが恥ずかしい(結構多い
  • 学校の先生の授業はわかりづらい…(結構多い

という生徒も沢山います

こうなったときに

最も効率的なのは「わかりやすい説明を聞くこと」です

こういう場合にはスタディサプリを利用するのがおすすめです

参考書は文字ばかりでわかりにくい人も多いですが、スタディサプリでは映像授業で学校の内容を説明してくれるので、とてもわかりやすいです。

わかりやすいサンプル動画もありますので

下の画像をクリックして一度HPを見てみてください

参考記事:▲【中学生の親御さん必見】スタディサプリを利用するメリットとデメリット【気になることを全部まとめました】▲

提出物やまとめノートに時間をかけるのではなく

「問題の解き直し」に時間をかけられるよう

「内容理解」というステップは効率的に進めるべきです

テスト計画は1週間前じゃ遅い!!スケジュールは「1ヶ月前」から準備しよう             

「ハイ、1週間前なのでテスト範囲とテスト計画配ります」

という先生の声が今でも想像できます

「え~!」という声も当たり前に聞こえてきそうですが

あなたはどうでしょうか?

「時すでに、勉強済み」でしょうか?

あわててその日から勉強しだすでしょうか?

当然ですが、1週間前からのテスト勉強では遅いです

大抵の部活動は、テスト1週間前から休みになりますが

別に、その日からテスト勉強を始めないといけないわけではありません

先ほども書きましたが、テスト勉強には「間違いを無くすための解きなおし」が必要です

ですが、1週間前から5教科の解き直しは時間が足りません

最悪でも2週間

余裕を見るなら1カ月は必要です

確実に点数や成績を上げたいのなら

1ヶ月前から余裕をもって準備を始めましょう

具体的な流れを解説します。

テスト1か月前・・・英単語、漢字、社会科語句、理科語句を勉強      

勉強は【質】が大切ですが、時には【量】も大切です

あなたも小学校の頃に、漢字をイヤと言うほど書いたのではないでしょうか?

九九を何度も暗唱したのではないでしょうか?

その甲斐あって、九九はほとんどの人が言えるし、漢字も多くを書けるようになります

記憶は、聞いて、見て覚えられることもありますが

アウトプット(口に出す、書き出し)することで、一層記憶の定着がはかれます

英単語も(本当は文章とセットで勉強したいところですが今回は基本です)漢字も日々授業で新しい言葉を習います

社会科も、理科も新しく、しかも難しい言葉などがたくさん出てきます

テスト範囲がまだわからないかもしれませんが

次回のテストは、前回のテストの終わりから始まります

次回の「テスト範囲の前半部分」は、授業をしてからテストまでの期間が長くなるので、特に忘れやすい範囲です

1ヶ月前から勉強をしておくことで、テストで忘れやすい範囲も記憶を定着させることができます

勉強の【質】は「理解度」、勉強の【量】は「反復練習」と考えると、反復練習の大切さもわかるでしょう

テスト2週間前から問題集やプリント中心にテスト勉強          

テスト2週間前からは全教科、問題の解き直し勉強をはじめます

まずは学校の問題集やプリントから勉強しましょう

学校のテストは基本的にはバランスよく作られます(簡単な問題~難しい問題)

しかも

テストを作る際、配布プリントや使用している問題集を参考に出題することも多いですので、優先順位は学校の問題集や配布プリントですね

学校の問題集や配布プリントを徹底的に「解き直し」していきましょう

その際、答えは問題集やプリントに書き込むのではなく、「答えノート」や普段使っている授業用のノートに答えのみ書き込むようにしましょう

問題プリントが配られている教科についてはそのプリントも何度も解き直しを行います

塾で使っている問題集や、本屋で買った問題集などは、学校の問題集やプリントが終わってからで構いません

まずは、一つの問題集を徹底的にやりこむべきです

「何冊も問題集に取り組んだけれども点数が上がらなかった」

というのはよくある失敗例です。

一冊やりこめば、他の問題集でも結構スラスラ解けるものです

「問題の解き直し」に関しては、【反復】と【理解】です

「問題を解き直していくことで」量を積み上げましょう

テスト前日(2日前)ぐらいは提出物の仕上げとラストの確認

当たり前かもしれませんが、テスト3日前までには、テスト範囲の問題は全て終わらせておきましょう

テストで点数がアップしない人は、テストの前日までテスト範囲が終わっていない人が多いです

では、テストで高得点が取れる人は3日前から何をしているのか。

勉強ができる人はテストの2~3日前から、全部の問題集やプリントをもう一度解き直しています

テスト2週間以上前に問題集が全問正解ができても、テスト当日に忘れてしまっているかもしれません。

人間の記憶は、期間が空くと忘れるものです

そのため、今までの問題をもう一度解きなおして「覚えているかどうか」を確認します

そして、最終確認もしましょう

塾や本屋で購入した問題集でまだ解いたことがない新しい問題があれば良いですね

いわゆる「プレテスト」をすることで、当日のテスト形式で問題を解く練習ができます

部活動で言うところの、公式試合の前の練習試合ですね

徹底的に準備・練習・実戦形式の練習をすることで、テストでの点数アップにつながります

テスト勉強スケジュール「勉強計画表」の作り方

良い成績をとるためとはいえ、勉強ばかりだと息がつまりますよね?

テストで点数を取るためには計画的に勉強を進める方が効率的です

1か月前から取り組んでいると間に合わないという事はありませんが

計画を上手に立てることで、勉強の時間管理やプライベートの時間の確保もできます

次のことをやってみてください

  1. 項目のリストアップ
  2. スケジューリング

勉強計画表の作り方1:項目のリストアップ

まず、各教科のやるべきことの細分化です

例えば、社会科ならば、語句、概要理解、問題集、プリント、提出物など

ページ数も記載しておきましょう(問題集なら単元ごとの区切りが良いです)

これを元にスケジューリングしていきます。

勉強計画表の作り方2:スケジューリング

各教科のやることリストができたら、細分化したやるべきことを日割りにしていきます

市販のカレンダーならば、1か月ごとのカレンダーで、書き込むスペースのある物を選びましょう

ホワイトボードの予定表も使いやすいです

もちろん、手書きのカレンダーでもOKです

クラブ活動、習い事、塾、遊び、家族との時間などの予定に合わせて、できるだけ正確にスケジューリングしましょう

ここで、気をつけるポイントは

計画通りに行かなくても、予定は立て直せるという事です

あまり正確になり過ぎで、友達と遊ぶ機会を無くし、友達を無くしてしまっては学校が楽しくなくなります

「1日のノルマ」を決めることで、生活にメリハリもできます

予定通り勉強を進めることは大前提ですが

家族や友達との時間も大切です

スケジュールの徹底も大切ですが、バランスも考えられるように1カ月前から勉強を始めましょうという事です

まとめ   

今回は、【テスト点数アップ勉強方法】を紹介しました

テスト勉強の大切なポイントをまとめると

  • 学校の宿題や提出物は休み時間に取り組む。無理なら当日中や週末に習った範囲は終わらせる
  • 「まとめノート」ではなく授業用ノートでまとまる
  • 正解するまで問題を解き直すことが重要
  • テスト1か月前から英単語、漢字、社会科語句、理科語句を勉強
  • テスト2週間前からは本格的にテスト勉強(問題集やプリント中心)
  • テスト3日前までにはテスト範囲を終わらせる。
  • テスト前日(2日前)ぐらいは提出物の仕上げとラストの確認
  • スケジュール化することで勉強のメリハリと息抜きできる余裕ができる
  • 解き直しと言う反復を継続する気持ちが大切             

ということです

やっぱり、やればテストの点数は必ずアップします

アップしていない人は、「やり方」か「努力」が足りていないだけです

一つ、クイズを出します

世界中の上り坂と下り坂ではどちらが多いでしょうか?

答えは

「同じ」

です(坂は下から見れば上り、上から見れば下り)

しんどい上り坂があれば、ラクな下り坂が待っています

今回の勉強方法で点数がアップし

あなたの目標や夢がかなう事を願っています

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