#77【中学校社会科 歴史ノート】世界恐慌

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てぃ~ちゃ~Mです

今回は#77【中学校社会科 歴史】「世界恐慌」を紹介します

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#77【中学社会科 歴史】世界恐慌【てぃ~ちゃ~Mの授業】

ノート用まとめ

アメリカ

黄金から暗黒への急変

イギリスやフランスへの戦費の貸付。ドイツには復興への投資でアメリカに富の蓄積

→黄金時代(1920年代)車産業やや石油産業、鉄鋼産業など

ヨーロッパの経済復興によりアメリカの製品が売れなくなる

株価の暴落で倒産や失業者が増える(1929年10月24日暗黒の木曜日が最初)

ニューディール政策

1933年~フランクリン・ルーズベルト大統領の政策

・農業~農作物の買い上げ

・工業~労働者の権利保護、過剰生産の防止

・失業~TVA(テネシー川総合開発)で公共事業

近い国々との結びつきを強める

ブロック経済

イギリスやフランスのとった政策

本国と植民地間の関税を下げることで、外国製品をしめ出す

ファシズム

反民主主義、反自由主義の独裁政治

軍国主義と海外侵略

イタリア

1922年~ムッソリーニ政権・・・ファシスト党。35年にエチオピア進攻

ドイツ

1933年~ヒトラー政権・・・ナチス(ナチ党)

・ナチス以外の政党を解散させる

・国際連盟の脱退

・軍備増強

・ユダヤ人への迫害(アウシュビッツ収容所など)

他の国

ソ連~社会主義国で計画経済。世界恐慌の影響がない。スターリンの独裁政治

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

▼歴史記事▼

本記事の内容:第一次大戦後の世界に不景気が広がった原因と不景気に対する各国の様子がわかる

第一次大戦中は連合国へ軍需品を売ったり、資金を提供することで儲け

第一次大戦後も、外国へ投資をすることで儲けた国がある

アメリカです

アメリカは第一次大戦によって世界一位の経済大国になりました

アメリカ

黄金から暗黒へ

イギリスやフランスへの戦費の貸付や、ドイツには復興への投資でアメリカには富が蓄積されていた

これで迎えるのがアメリカの「黄金時代」(1920年代)です

車産業でいうとフォード

石油産業でいうとロックフェラー

鉄鋼産業でいうとカーネギー

ヘンリー・フォード
ロックフェラー
アンドリュー・カーネギー

色々な分野での大金持ちが出てくるのもこの時代です

ジャズの世界ではルイ・アームストロング。映画などの大衆文化も発展しました

ですが、ヨーロッパの経済復興によりアメリカの製品が売れなくなりました

第一次世界大戦で打撃を受けたヨーロッパですが、ずっと復興しないわけではありません。

工場を作り、製品を作り、経済的に徐々に回復してきました

ヨーロッパで売れていたアメリカの製品が売れなくなるとどこに影響があるのか?

投資している株です(参考▲公民 株式会社の仕組み▲

アメリカでは株価の暴落で倒産や失業者が増える

きっかけとなったのは1929年10月24日の木曜日だったので「暗黒の木曜日」と言われます

株は下がっても、いきなり“0”というわけではありません

何日か続けて株価が下がっていきました

株価が下がるという事は、大体に当てはまりますが、会社が上手くいってないという事

会社が上手くいかないと会社はつぶれるし、働いていた人たちは仕事がなくなります

そうなるとみんなが困りますよね

だからアメリカの政府が動きます

ニューディール政策

1933年にフランクリン・ルーズベルト大統領が就任すると早速取り掛かったのがこれらの政策

・農業~農作物の買い上げ

・工業~労働者の権利保護(労働時間など)、過剰生産の防止

・失業~TVA(テネシー川総合開発)で公共事業

これらの政策で不況対策を実施しました

その他、アメリカ大陸の近い国々との結びつきを強めるよう外交関係の改善をすすめました

これが何を意味するのかというと

外国への輸出ではなく、国内の産業を保護すること、近い国々と仲良くなって自分たちの国を守るという事につながります

自分たちの国を守るのは当たり前ですが、お金というものは大きく流れるほうがみんなが豊かになるという性質を持っています(お金をタンスに眠らせるだけではお金は増えませんが、投資に回すとお金が増える可能性が高まる。そこには学びと経験が必要!!)

国内にため込むというのは経済の成長で見るとあまりいいものではないのです。

ですが、危険だと感じているとお金は手放せませんし、守りに入るのが当たり前だと思います

他の国もそういう形で守りに入りました

ブロック経済

イギリスやフランスのとった政策です

アメリカやイギリス・フランスがなぜ、守りの経済政策で何とかなったのか?

それは当時の米英仏の持っているものに秘密があります

これらの国々が持っているものそれは・・・

「植民地」です

植民地支配があったこの時代、植民地を多く持っている国と、少ない国がありましたが

米英仏は植民地を持っている国です

本国と植民地間で低い関税で貿易をして、ほかの国の製品には高い関税をかけて売れないようにしていく。そうすることで自国の産業を守っていきました

関税とは

例を説明すると

日本に住んでいるA君がアメリカから100ドル(1ドル100円とします)の服をネットで買いました。

A君は1万円ネット販売のところに払えばいいだけでなく、日本(通関)にも税金を払わないといけません。(消費税は考えないものとして関税は計算上10%と仮定します)

だから1万円と千円で合計1万1000円払うことになります。この千円分が関税です

この関税が高くなると(例えば80%だと)1万8千円必要です

そうなるとアメリカの服を買いにくくなりますよね(高いから)

江戸時代の不平等条約で関税自主権が・・・というのもここに不平等だという理由があります(実際は条約を結んだ初めのうちはそこそこ高かったのですが)(参考▲江戸時代の日本の不平等条約▲

仲の良いところには安く、仲がいいわけではない国には高く設定することで、関りの強い国だけを守るという政策をとっていったのですね

本国と植民地間の関税を下げることで、外国製品をしめ出すということです

じゃあ、植民地を持っていない国はどうすればいいのか?

無いなら侵略すればいいじゃないかという流れも出てきます

ファシズム

反民主主義、反自由主義の独裁政治を指す言葉で、軍国主義と海外侵略をします

そもそも、イタリアで出てくるムッソリーニ政権のファシスト党(1922年)の呼び名をとってファシズムと言います。イタリアは1935年にエチオピア進攻します

ですが特に米英仏とかかわりの強かった国がとても困りました

その国がドイツです

ドイツ

関係

ドイツと米英仏の関係は

ドイツは賠償金を稼ぐためにアメリカに投資してもらう

ドイツはイギリスやフランスに賠償金を払う

イギリスやフランスはアメリカに戦争費用の借金を返済する

アメリカに返済された借金はドイツへの投資に回る

ドイツはイギリスやフランスに賠償金を払う・・・

このループが上手くいってるうちはよかったのですが、ヨーロッパ経済の復興でアメリカ製品が売れなくなり、アメリカの景気が悪くなります。もちろんドイツへの投資もなくなります

すると、ドイツはお金がないからモノが作れない売れない。

イギリスやフランスに賠償金が払えない

イギリスやフランスも借金を返済するためにブロック経済で何とかしようとする

ドイツは困りますね。お金もないし、賠償金の返済もある・・・

でも、それまでの歴史で知っているのです

戦争はお金になるという事を

ヒトラー

ドイツは軍備の拡張などで景気を回復させたり、公共事業を行うことで人気を得たヒトラー率いるナチス(ナチ党)が政権を握ります(1933年~ヒトラー政権)

・ナチス以外の政党を解散させる

・国際連盟の脱退

・軍備増強

・ユダヤ人への迫害(アウシュビッツ収容所など)

など行います

軍国主義をすすめようと思うと民衆の意見は反映させないほうがいい。だから、民主主義や基本的人権を否定し、国家が緊急事態だとして軍事行動はやむを得ないと理由付けました

民衆は景気対策や失業者対策を進め、結果を出したヒトラーを支持しドイツは侵略を進めていくことになります

ソビエト連邦

ソ連では社会主義国で計画経済を進めていました

1928年から1932年に、スターリンの指導で行われた、急激な重工業化と農村集団化

スターリン政権は社会主義国家建設計画をすすめて敵対する勢力を排除

鉄鉱・機械・石炭などの重工業。生産向上のための農業の集団化の推進をすすめ

この五か年計画で工業建設、農業集団化は猛烈なスピードで進み、1932年までにソ連を先進資本主義諸国と並ぶ工業国に成長した。

この計画は世界恐慌の影響がなく、その後スターリンの独裁政治により権力を握った

まとめ

世界恐慌というだけあって、全世界への影響がありますが、不景気への対応は各国様々です。

なぜそうしたのか、そうなったのかが理解できれば難しくはないでしょうし、そうなってしまう心理も理解できます

日本にも不景気の波は押し寄せます。次回は日本の様子を紹介します

問題

頻出問題①

1930年代にアメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の経済政策を何というか答えなさい

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/02/20/post-2175/

頻出問題②

世界恐慌でイギリスやフランスなどの植民地を持つ国が、植民地間で安い関税を設定するための関税同盟を結び、ほかの国に対し高率関税や通商条約の破棄を行って経済保護した状態の経済体制を何というか・以下に当てはまるカタカナを答えなさい

【○○○○経済】

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/02/20/post-2178/

頻出問題③

国家主義的、全体主義的政治形態を指す言葉で、初めはイタリアのムッソリーニの政治運動の呼び方であった。自由主義・共産主義に反対し、独裁的な指導者や暴力による政治などを特徴とする支配形態を何というか。カタカナで答えなさい。

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/02/20/post-2181/

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