こんにちは
てぃーちゃーMです
この記事はスポーツ推薦を受けそうな学生さん、もうすでにスポーツ推薦のお話を受けているが迷っている学生さんのための記事です
保護者はこちらへ
→【保護者向け】高校へのスポーツ推薦での基礎知識【スポーツ推薦って?】
教師はこちらへ
→【初進路の教師向け】高校へのスポーツ推薦で教師がするべき大切な事
あなたはまだ進路の決断をしていませんよね?
「そもそもスポーツ推薦で大丈夫なのか?」とスポーツ推薦を不安に思っていますよね?
そういった不安を解消します
私は、大阪で10年間公立学校の教師として勤務しました
30名ほどの学生をスポーツ推薦で高校へ進学させていますが、生徒たちはみんな喜んでいました
ですが、私自身すべての進路がそれで良かったのかと言われると、もっと考えさせてあげるべきだったと思う進路指導もあります
なので、現在まだ迷っていて、不安に思う気持ちを少しでも解消できるようにしました
もくじ
推薦に関して
別記事でも紹介していますのでリンクを張っておきます
(参考:▲【初進路の教師向け】高校へのスポーツ推薦で教師がするべき大切な事▲ 上のリンクと同じです)
簡単に説明すると
- 高校からのスカウトでの入学
- 練習会による入学
- 自己推薦による入学
- 他者推薦による入学
です
スカウトは、全国レベルの大会に出ていると声をかけられるという事で、入学OKというわけではありません
試験の点数はある程度考慮しますよ(低くても合格にしますよ)ということ
練習会とは、中学校の部活関係での選抜練習会などです
2年生の終わりごろや、種目によっては1年生からでもありますよね
自己推薦は、あなたが中学校教師(顧問)へ相談を持ち掛けて、先生が高校へ相談することです
他者推薦は、他校の先生が、あなたのことを高校の先生へ紹介してつながるというきっかけです
迷っているなら結論はまだ早い!
「私は、スポーツ推薦にします」と胸を張ってあなたが言えるまで決断は待ちましょう
なぜかというと
あなたが胸を張って「スポーツ推薦で行くぞ」と言えるという事は、あなたの気持ちの中で、その部活動を続けていくという
「覚悟」
が固まったという事を意味しますよね
覚悟が固まっていないうちに結論を出すと結局は後悔します
例えば食べ物でも、毎日の食事に必要なお米や肉や魚や野菜は買っても後悔はしません
ですが、どうしようか迷って買ったもの、お菓子とかアイスクリームとかです
食べたときは美味しいかもですが、体づくりのことを考えている人は「食べなかったらよかった・・・」と後悔したことがあるんじゃないでしょうか?(中学生の内はあまりないかもしれませんが(^^))
モノの買い方には鉄則があります
欲しいと思ったものは、まず1週間待ちます
それでもほしいと思っていたら、さらに1週間待ちます
それでもほしいと思っていたら買いましょう
すでに売り切れていたり、無くなっていたりしたら「縁(えん)」がなかったという事です
スポーツ推薦も同じことが言えます
あなたが本当に必要とされている人材ならば高校はある程度待ってくれます
そして、あなたが迷っているという事はまだ、不安があるという事です
その不安を無くしていって最終的に出す答えに本当の価値があります
なぜなら、人生を左右するかもしれない決断をするのですから、慎重になっているあなたは正解です
スポーツ推薦でも大丈夫
人生の進路としてのスポーツ推薦で入学してももちろん大丈夫です
高校へスポーツ推薦で入学したからと言って、大学の入試を断られることはありません
大学も、受けたい学生が受けることが可能です
スポーツ推薦による入学は、あくまで「高校入試」という通過点を、どうやって通過するかという事です
もちろん、通過後のコースは違いますし、学ぶスキルも違います
ですが、資格としてみれば「高校卒業資格」で同じです
人生は高校で決まるわけではありません
何を学び、どう活かし、そして新たに何を学んでいくかで人生は大きく変わります
例えば、野球選手が飲食店に転向するという話を、あなたも聞いたことが有るでしょう?
スポーツ推薦で進学したからと言って、大学へ行けないわけでもないし、他に選択の余地がなくなる訳ではありません
ですが、選択肢が変化するとは言っておきます
スポーツ中心に高校生活を送ると、多くの学生が、その先の大学もスポーツ推薦の道を選びます。推薦の道は選択肢も限られてきます
反対に勉強中心に過ごしてきた学生は、自分の学力に合わせた大学を受験するしかないですが、高校時代に学力が上がっていればそれだけ選択の幅は広がります
スポーツも勉強も両方できていればベストですけどね
決断の根拠が必要
あなたが、どのように選択するにも、「なぜそう決めたのか?」の根拠が必要です
なぜなら、最終的な責任を背負うのは全部「あなた」だからです
実際の高校生活を送るのは「あなた」です
なので、人に責任は押し付けても意味がありません
「○○先生が言ったから・・・」
「お母さんが言ったから・・・」
といっても仕方がないことは理解できるかと思います
なぜここまで強く言うかというと、後悔ほど辛く、時間を無駄にすることは無いからです
実際、私はスポーツ推薦で入学したにもかかわらず
高校1年の5月ごろに1か月ほど不登校になりました
理由は、1年生でスタメンに入りそうになったからです(自慢かよ、と思われるかもしれませんが、私の考えでは1年生は下積みだと思っていたのに対して、高校は実力主義だったことが原因です)
その時は、高校の先生がとても嫌いになりましたが、今は感謝しています
不登校になったときにとても熱心に説得してくれて、その後もいろいろと迷惑をかけたけれども尽力してくれたからです(今となっては感謝の気持ちと「スミマセンでした」としか言えません)
不登校だったときは、後悔しかありませんでした
今思い返すと、本当に時間の無駄でした
後悔は、自分自身にも、周りの人たちにも嫌なモノしか残しません
あなたにも後悔はしてほしくないのでもう一度伝えます
その決断を下した自分自身の決断の根拠がいります
自分自身が納得して、充実した高校生活を送っていくためです
まとめ
高校の進路選択は
あなたが人生の決断をする初めての行動です
それまでは義務教育ですが高校は義務教育ではありません
あなたが判断するための材料として
推薦に関して4種類
- 高校からのスカウトでの入学
- 練習会による入学
- 自己推薦による入学
- 他者推薦による入学
- 不安を無くしていって最終的に出す答えが必要だから慎重になっているあなたは間違っていない
- スポーツも勉強も両方できればベストだが、スポーツ推薦での入学でも大丈夫
- 自分自身が納得して、充実した高校生活を送っていくために、進学を決める根拠を持つこと
を紹介しました
参考になれば幸いです
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました
私も少しでも勉強の足しになればと
授業の記事・動画をまとめていますので、こういった授業の展開もあるんだと、参考の一つとしてください
▶【てぃーちゃーMの社会科】地理一覧
▶【てぃーちゃーMの社会科】歴史一覧
▶【てぃーちゃーMの社会科】公民一覧
▶【中学社会科動画】youtube
→https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0
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