こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#25地理分野で出てくるグラフ、地形図、領域、地形、人口、産業などをまとめて紹介します
もくじ
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今回も長めです
グラフ
- 円グラフ・・・割合が読み取りやすい
- 帯グラフ・・・数本ならべると割合の変化を読み取りやすい
- 棒グラフ・・・数や量の大小を比較しやすい
- 折れ線グラフ・・・変化が読み取りやすい
地形図
- 方位・・・北、南、東、西~何も指示がない場合は上が北、下が南、右が東、左が西
- 地形図・・・国土地理院が発行
- 縮尺・・・実際の距離を縮小した割合
例
- 土地の高さ
三角点~測量の位置の基準(海抜高度)
水準点~高さの基準(海抜高度)
- 等高線・・・海面からの高さ(海抜高度)が等しい点を結んだ線
間隔が狭い~傾斜が急
間隔が広い~傾斜がゆるやか
- 地図記号
領域
日本の位置・・・ユーラシア大陸の東端にある島国で、ヨーロッパから見ると極東
日本の範囲・・・南鳥島(東端)、与那国島(西端)、沖ノ鳥島(南端)、択捉島(北方領土)(北端)
日本の面積・・・約38万㎢
領域・・・領土、領海、領空(領土から12海里)。領土と領土から約22kmまでの海、空が領域ということ
排他的経済水域・・・経済水域。200海里まで(約370km)の水産資源や海底資源の権利を持つ範囲
地形
日本は環太平洋造山帯に属していて、火山大国、地震大国です(もう一つの造山帯:アルプス・ヒマラヤ造山帯)
日本の地形・・・山がちな地形(国土の75%が山地)
日本アルプス・・・飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈
日本の中央・・・フォッサマグナ(大地溝帯)
日本の海流
- 千島海流(親潮)~北から太平洋側を流れる寒流
- リマン海流~北から日本海側を流れる寒流
- 日本海流(親潮)~南から太平洋側を流れる暖流
- 対馬海流~南から日本海側を流れる暖流
- 潮目~暖流と寒流のぶつかり合うところ(三陸海岸沖が有名)
日本の川・・・短くて流れが急(世界の川:長くて広くてゆるやか)
平地
- 平野・・・低く平らな土地
- 高原・・・標高が高く広く平たい
- 台地・・・高原より低く、平野より高い位置
- 盆地・・・山に囲まれた平地
平野にできる地形
- 扇状地・・・谷の出口にできる、水はけのよい地形。果樹園などに利用
- 三角州・・・河口にできる地形。水持ちがよく、水田などに利用
- 河岸段丘・・・川岸に見られる地形
海岸~リアス海岸(入り組んだ海岸線)。砂浜海岸。岩石海岸など
日本の気候
- 特徴・・・わかりやすい四季の変化
- 季節風の影響
- 台風や梅雨
日本の気候区
- 北海道の気候・・・亜寒帯(冷帯)に属する。梅雨がなく雨は少ない。冬は特に寒い
- 日本海側の気候・・・冬に降水量が多い。日本海上を吹く季節風が、湿った空気を含んで、日本の中央の山地にぶつかることで、日本海側に雪(雨)をもたらす。夏はフェーン現象により異常高温になるときがある
- 太平洋側の気候・・・夏は雨が多く蒸し暑い、冬は雨が少ない。季節風の影響で夏は南東から風が吹く。太平洋上の湿った空気を含み、日本の中央の山地にぶつかることで、太平洋側の地域に雨をもたらす
- 中央高地の気候・・・夏と冬の気温差が大きく、一年を通して雨が少ない
- 瀬戸内の気候・・・中国山地と四国山地に挟まれているため、季節風の影響を受けにくく年間を通して雨は少ない。冬も比較的暖かい
- 南西諸島の気候・・・亜熱帯。一年中気温も高く雨も多い
人口問題
- 世界の人口~2011(2012)年に70億突破。2018年時点で73億といわれている
- 日本の人口~2019年5月時点で約1.2億人
- 日本の人口ピラミッドの変化~富士山型→つりがね型→つぼ型
- 日本の人口問題~少子高齢化(発展途上国では人口爆発が問題)
- 都市部の過密、農村部の過疎化
日本の産業
- 第一次産業~農林水産業
- 第二次産業~製造、建設業、鉱工業
- 第三次産業~小売り、サービス業
- 日本の電力~2017年時点で火力発電が8割、水力発電が8%程度、地熱、新エネルギーも8%程度で、原子力発電は3%程度。
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内容
グラフ
- 円グラフ・・・割合が読み取りやすい
- 帯グラフ・・・数本ならべると割合の変化を読み取りやすい
- 棒グラフ・・・数や量の大小を比較しやすい
- 折れ線グラフ・・・変化が読み取りやすい
割合とは、全体に対して部分がどれだけをしめているかを表したもの
例えば、100個のリンゴのうち10個をもらったなら、10%ということですね
100個を100%に置き換えると、1個が1%ですからわかりやすいですね
200個のリンゴのうち10個をもらったならば5%という事です
この場合の計算式は、10(個)÷200(全体)×100(%)=5(%)ということです
円グラフでは割合を表すと読み取りやすいですね
例えば時代が違う輸出額の変化の2つの円グラフを横に並べて比較すると、読み取れないことはないですが、わかりやすくはないです
だから帯グラフを使って並べてみたりします
棒グラフでは、変化の比較にも使われますが、同じものを一斉に比較する場合にも使われやすいです
折れ線グラフは、ある物事の変化を表しやすいです
地形図
地図にはいくつかの種類があります
世界地図(メルカトル図法、モルワイデ図法、正距方位図法)や観光地図、海図など
今回は地形図といって地形を細かくあらわした地図になります
地図は基本的に、上が北、下が南、右が東、左が西で表されています。これが方位(四方位)ですね
それぞれの四方位の間を示す、北東、北西、南東、南西を足して八方位もありますし、もっと細かいのもあります
そもそも地形図は、国土地理院というところが発行しています
実際の距離を地図上に表すのは難しいので小さくして表しています
この小さくした割合を「縮尺」といいます
地形図上ではどれだけ小さくあらわしているかを書いている場合と書いていない場合があります
書いてる場合で、実際の距離を知りたいときは、地図上の距離に縮めた分をかけてやると実際の距離がわかります
例
といった具合ですね
地形図上でどれだけ小さくしているかの縮尺が書いていない時でも、導き出すことはできます
そこで必要になってくるのが下の3つです
- 三角点・・・測量の位置の基準(海抜高度)
- 水準点・・・高さの基準(海抜高度)
- 等高線・・・海面からの高さ(海抜高度)が等しい点を結んだ線
三角点や水準点は海からの高さが書かれているので一つの目安です
ですが、等高線は縮尺の違う地図では、実際の長さも変わってきます
上の表のように線の間隔が違います
地形図上で縮尺が書かれていない場合は、三角点や水準点、等高線と等高線の間隔(幅)に数字が書かれているので、これを見つければどの縮尺の地図かがわかります
ちなみに
縮尺の違う地形図でも、間隔が狭いと傾斜が急で、間隔が広いと傾斜がゆるやかなのは変わりません
もう一つ、地図記号は「どれか」が出る可能性は高いです
「どれか」とは私もわかりませんが、出やすい傾向としては、覚えやすい物や特徴のあるものです
例えば消防署の地図記号は昔の「火消し」が延焼を防ぐのに使ったさすまたがモチーフになっています
図書館ならば本の形、老人ホームなら杖の形と特徴のあるものは覚えましょう
果樹園は果樹の形名のわかりやすいですが、地形と絡めた問題では桑畑は出やすいです
扇状地は昔は桑畑で現在は果樹園やワイン工場などに変わっていってます
地図記号一覧
領域
日本は面積が約38万㎢の島国で
世界で見ると日本の位置は、ユーラシア大陸の東端にある島国で、ヨーロッパから見ると極東と呼ばれます
日本の範囲は南鳥島(東端)、与那国島(西端)、沖ノ鳥島(南端)、択捉島(北端)を日本の端の島とし、そこまでが日本の範囲ですが、そこまでの全エリアが日本の範囲というわけではありません
そこには領域という決まりがあります
領域とは、領土、領海、領空をさし、領土と領土から約22km(12海里)までの海、空が領域となります
だから端の島から12海里、本島から12海里以上離れているところだと間の海は日本の海ではないという事です
ですが、そこで勝手に魚を取ってもいいかというと違います
国際的に、決められているのが「排他的経済水域」(経済水域)という範囲で
領土から200海里まで(約370km)の範囲の海は、その国の水産資源や海底資源という事になるので勝手に海で捕ったり掘ったりしてはいけません
その範囲の話し合いなどが国の大臣などで話し合われているわけです
最終的には条約という国と国の約束で決定していきます
日本の気候区
日本は季節風の影響を受けます
季節風は、夏は太平洋側から、冬は日本海側から吹いてきます
この季節風は日本の中心にそびえたつ山脈にぶつかります
その結果、山脈にぶつかった湿った空気は山脈の手前で雨や雪を降らせることになります
だから、夏は太平洋側の地域で雨がよくふり
冬は日本海側の地域で雨や雪が多いという事になります
空気が高いところから低いところに吹き抜けることで、空気自体の温度が上がる現象があります
これを「フェーン現象」といい、これが、夏場の日本海側での高温の原因になる場合があります
北海道は亜寒帯で梅雨がない。南西諸島は亜熱帯で暑いのと雨が多いこと。瀬戸内は中国山地と四国山地に挟まれているので雨が少ないという事を覚えていれば大丈夫でしょう
- 北海道の気候・・・亜寒帯(冷帯)に属する。梅雨がなく雨は少ない。冬は特に寒い
- 日本海側の気候・・・冬に降水量が多い。日本海上を吹く季節風が、湿った空気を含んで、日本の中央の山地にぶつかることで、日本海側に雪(雨)をもたらす。夏はフェーン現象により異常高温になるときがある
- 太平洋側の気候・・・夏は雨が多く蒸し暑い、冬は雨が少ない。季節風の影響で夏は南東から風が吹く。太平洋上の湿った空気を含み、日本の中央の山地にぶつかることで、太平洋側の地域に雨をもたらす
- 中央高地の気候・・・夏と冬の気温差が大きく、一年を通して雨が少ない
- 瀬戸内の気候・・・中国山地と四国山地に挟まれているため、季節風の影響を受けにくく年間を通して雨は少ない。冬も比較的暖かい
- 南西諸島の気候・・・亜熱帯。一年中気温も高く雨も多い
人口問題
世界の人口は増えています(世界の人口~2011(2012)年に70億突破。2018年時点で73億といわれている)
ですが日本の人口は減っています。2019年5月時点で約1.2億人
しかも、問題になっているのが少子高齢化
子供の数が少なくなっているという事
先進国に多く見られるのが出生率の低下です
日本は1.44人(2016年のデータ)
生涯で女性が子供を産む人数が平均して2人いないということ
単純に1人だと考え、日本の最終的なことを考えると、日本の人口が減少していくのは見えますよね?
お父さんとお母さんが1人の子供を持つ
別のお父さんとお母さんが1人の子供を持つ
子供同士で結婚して子供が1人だと、世代を経るごとに人数が減っていってしまいますね
日本の人口の変化は、人口ピラミッドの変化で見ることができます
富士山型のように、子供の人口が多かった時期→つりがね型といって全体の世代でバランスが取れている形→つぼ型で低年齢層が少なくてくびれているということ
国としての政策も大切になってくることでしょう
今後の社会を考えると変化は大いに期待はできますが
情報化社会であってもまだまだ先のことかもしれません
農村部や過疎地域に人が仕事を持って集まるという事・・・(まだまだ先の話でしょう)
現代の社会では仕事は何も都市部に限ったものではありません
都市部は人口が集まり東京は人口が増加しています
社会の状態と仕事と子供を持ちたい親への政策・・・課題は多いですね
(参考:▲世界の人口と日本の人口▲)
日本の産業
日本はエネルギー自給率が低いです
エネルギーのほとんどを輸入に頼っています
そのエネルギー資源で電気を作ったりしていますが、割合は2017年時点で火力発電が8割、水力発電が8%程度、地熱、新エネルギーも8%程度で、原子力発電は3%程度。(2010年には2割程度あった原子力発電は東北地震により極端に減少)です
安全性や再生可能エネルギーなど新たなエネルギーを探すことは行われています
そんなエネルギーを使って様々なモノづくりが行われています
日本の産業はサービス業が多く7割の人々が第3次産業で働いています
先進国はサービスが増えていきます。サービスは生活を豊かにするものですから、衣食住が足りるとより良いモノを求めるようになっていくので、サービス業が増えていきます
2010バージョン
- 第一次産業~農林水産業(4%)
- 第二次産業~製造、建設業、鉱工業(27%)
- 第三次産業~小売り、サービス業(69%)
(参考:▲世界の資源とエネルギー▲)
まとめ
今回は中学社会科で必要な基本的な色々をまとめました
参考になれば幸いです
問題
頻出問題①
地図の地形表現方法のひとつで、山や谷などの地表の起伏を示す同じ高さの点の集まりでできる線、およびそれらがある一定の間隔でつらなった線の集まりのことを何というか答えなさい
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/08/24/post-3499/
頻出問題②
日本の最南端の島を以下から選び答えなさい
【 南鳥島 与那国島 沖ノ鳥島 択捉島 】
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/08/24/post-3502/
頻出問題③
排他的経済水域の範囲は約何㎞ですか。以下から選んで答えなさい
【 約550km 約370km 約120km 】
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