#8【中学校社会科 地理】世界の人口と日本の人口

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てぃ~ちゃ~Mです

今回は#8「世界の人口と日本の人口」について紹介します

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2017年の段階で75億人を突破し

世界の人口は増え続けています

国連の世界人口予測では2055年には100億人を突破すると考えられています。

もくじ

人口爆発

中学校の社会科で必要なキーワードの一つが

急激に人口が増えてきたことを指して言う

人口爆発がある

1800年ごろの世界の人口は約10億人だったのに

医療が進歩し、農業の生産性が向上したため、人口の増加に勢いがついて
1950年ごろ、第二次世界大戦が終わってから30億人になり

現在は75億人になっている

この急激な人口の増加を人口爆発という

経済が豊かな先進国では出生率に低下がみられ

逆に増加が見込まれるのはアフリカを中心にインドなどだ。

(参考:▲【中学校社会科 地理ノート】南アジア インド▲

日本でも子供がたくさん生まれた

ベビーブームが1950年頃にあり

1955年頃より日本が高度経済成長へと向かう中

生活環境や社会体制が子どもの増加に耐えうる社会を作り上げた

そして、2017年では

1億2,800万人

だが、今後の日本では、人口の減少が考えられる

環境、社会ストレス、経済成長の釣り合いを取ることに苦労するだろう

人口ピラミッド

このように人口が増えることも心配があるが

日本のように減少し続けることも心配だ

これらの人口の分布を視覚化したグラフが

人口ピラミッドとよばれる以下のグラフである

富士山型

左端の分布図です

上に行くほど年寄りになり

下に行くほど若者になります

幅は人口を表し

広ければそれだけその年齢層の人口が多いことを表しています

左側のグラフの特徴をみると

子どもを多く生む

おじいちゃんおばあちゃんが少ない

ということは

多くが生まれ長生きはしないということです

ここからわかることが、おそらく医療が発達していない

経済的に豊かではない

このような特徴から発展途上国に多く見られる人口の分布図だということが考えられます。

つりがね型

お寺にカネはついたことがありますか?

大晦日などで鳴らすのが除夜の鐘

この鐘(カネ)の形をした分布図が

つりがね型です

医療の発達とともに赤ちゃんや子供の死亡率が下がり

比較的寿命が長くなります

しかし、経済発展に伴う社会への参加が多くなり出生率も低下していきます

つぼ型

右に見られるグラフです

これは先進国に見られる人口の分布図で

老年人口が増え

年少人口が減っている

おじいちゃんおばあちゃんは医療の発達や豊かな生活のおかげで寿命が延び

若者の社会進出や晩婚化(ばんこんか)により出生率の低下が起こっているグラフです

人口が増える、減ることでの心配

全ての人類がアメリカ人並みの生活を送るとしたら

地球5個分の資源が必要になるといわれています

このままではエネルギーの不足・資源の不足が原因で資源の争奪戦が勃発するかもしれません

(参考:▲世界の資源とエネルギー▲

しかし、こんなこともある

半世紀前の専門家たちは、人口爆発によって深刻な飢餓と社会崩壊が起きると予測していた。

しかしその後の教育レベルが上がったおかげで

エネルギーの使用効率も倍になり

農業生産量も人々の食糧供給に安全なぐらいになっている

そして健康と長寿がもたらされ

世界の平均寿命10歳以上上がると予測されている

いいこと?わるいこと?難しい問題ですね

日本の人口問題

何よりも子供を産むことが減っているということが人口が減っていく原因だ

しかし勘違いしないでほしい

女性が悪いのではない

育てにくい、不安があるなど様々な原因を生み出している社会体制に問題がある

女性も男性も結婚相手が誰でもいいわけではない

いろんな形で出会いお互いが好きになるから結婚して子供が生まれる

子どもが欲しいという本能もあるが

子どもを産んだら・・・という不安もある

その不安を解消できない社会の体制や

そのような考え方をつくってしまった家や学校の教育にも問題があるだろう

一生で子どもを一人しか生まない家庭が増えるとどうなるか

2組の男女(合計4人)が一人ずつ生んで、次の世代は2人、その世代の2人が1人生んで
最終的に1人ぼっち

そもそも人がいないと国は成り立たない

税金が入ってこないから(少なくなるから)運営できなくなってしまう

だから少子化対策はしっかり考えないといけないのですね

過疎

少子高齢化が進んでいる地域は多く

過疎がみられる

過疎とは極端に人口が減ってその地域の運営がうまくできない状態をいいます

簡単に言うと人が少なすぎる地域ということ

過密

過疎とは逆に人口が集まりすぎているところ

三大都市圏といわれる

大阪  名古屋  東京

(近畿、中部、関東地方に飛びます)

この都市に人が多く集まっているが

30年後には東京の人口も減っていいく予想が立てられています

これらの人口密集地域では

道路や学校・公園などのインフラ整備が必要なのと

長い間使っていることでの地域の再開発も必要となり

満員電車や住民トラブル

ごみ処理など様々な問題があります

これらの問題をこれからどう解決していくのかも大切な課題でしょう

今後の課題

最期に

過密地域を避け田舎に帰っていくUターン者やIターン者など

都会を離れて暮らす人々もいます

過疎地域では地域活性のために

村おこしや町おこしなどで観光客を呼ぶ地域もあり

特産品やゆるキャラなどでご当地の目玉にする地域も多くあります

過密地域では再開発などでより住みやすい地域づくりなどがすすめられます。

まとめ


人口爆発・・・人口の急増

人口ピラミッド・・・富士山型、つりがね型、つぼ型

人口問題

過密・過疎

Uターン  Iターン

再開発

など様々な課題があるが避けては通れない考えていかないといけない重要なことだ

今回は世界と日本の人口についてお伝えしました。

ご参考になれば何よりです

最後までご覧いただきありがとうございました。

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