こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#10「世界の資源とエネルギー」について紹介します
▼ 地理記事 ▼
世界の資源とエネルギー
石炭や鉄鉱石、ボーキサイトって何かはわかるけど
何をどう覚えて
どんな問題が出るのかをいくつか紹介します
もくじ
鉱物資源
中学校の社会科で必要な様々な語句の一つが
石油ですが、石油と答えさせるほど簡単な問題は出しません
しかし、資料から読み取らせて石油と答えさせる問題は出しやすいです
その他
石炭や鉄鉱石などを組み合わせた選択問題などは出しやすいですね
だから何を覚えないといけないのかというと
どこで何が取れるのかということ
下の図を見て石油、石炭、鉄鉱石は覚えていた方が良いでしょう
石油と関連して出てくる語句が
石油輸出機構
略称がOPEC(オペック)
ここで世界の石油の生産量や価格が決められているので
世界への影響力を強く持った機関であることは確かです
もうひとつがレアメタルの分布
下の地図がそうだが
中国のレアアース
南アフリカ共和国のプラチナ(白金)
チリの銅
これぐらいは覚えておいた方が良いですね
鉱物資源は難しく考えず地面を掘ったら出てくるお金になるものと考えてください
ちなみに
日本の鉱物資源の採掘量は少ないですが
北海道で石炭が
鹿児島県で金が採掘されています
石油も少量ですが産出されています
もう一つ
ロシアの永久凍土の下や日本の周辺、アメリカ大陸の周りなどで眠っているとされる
メタンハイドレートぐらいは覚えておきましょう。これは燃える氷と言われています
日本のエネルギー事情
いろいろな機械が動くために必要なものが
電気
でも
そもそもどうやって電気ができているか?
扇風機は電気の力で回りますよね
逆に言うと
扇風機を回せば電機が発生するという理屈です
じゃあどうやって扇風機を回すのか?
人力や風力では少し効率が悪いので
大量の水であったり
蒸気の力で巨大な扇風機(タービン)を回します
水力発電
水を使って電気を起こすことは分かりやすいと思います
水力発電です
水力発電はダムに水を貯めて水が流れる力でタービンを回します
夜には流した下側にある水をポンプを使って上側へ戻します
自然の材料である水と昼夜間の電力料金の差を使うエコな発電方法です
ダムは日本ではほぼ開発されつくしており、山の中や岩盤が安定している地域に作られます。
決壊して水浸しは怖いですものね
発電量は多くはありませんが、電気料金は安いのが特徴です
火力発電
火力発電でおさえておくべきポイントは
立地
どのような場所に作られているのかをしっかり押さえておきましょう
でも難しくはありません
数が多く
海のそば
三大都市圏(東京、名古屋、大阪)周辺が多いです
理由は貿易港が近くにあること
石炭や天然ガスなどが主な燃料になりますので輸入しなくてはなりません
だからです
日本でも石炭は昔は掘っていましたが
輸入品のほうが安いということで
次々と炭鉱は閉鎖されていきました
長崎の軍艦島もその一つですね
高度経済成長の象徴でもあり石炭の採掘だけで一つの島が街になる
すごいですね
その石炭ですが、重いものをたくさん運ぶことは大変ですので海のそばに火力発電所がつくられます
そして火力発電が日本では一番発電量の多い発電方法です
原子力発電
これも火力発電所と同様に海のそばに作られるのですが
ひとつ違いがあります
周りの岩盤が安定しているということ
密集させて立地はしていない
という特徴がります
だから
原子力発電所は離れた場所にある
ということです
それは、原料に原因があります
原料は核兵器などにも利用可能な核物質
ウランやプルトニウムになります
ご存知の通り人体には有害なものです
地震の影響で原子力発電所周辺の地域が立ち入り禁止になったりもしました
農産物にも影響が出ます
風評被害(うわさ)などでその産地のものが売れなくなってしまうなどです
お金はまた稼ぐことはできますが健康を取り戻すことは難しいですからね
海のそばという理由は
温めた水を冷やすために大量の海水を利用するからです
でも、今後の利用は日本国民みんなで考えていく必要がありますね
その他のエネルギー
上で紹介した発電方法以外にも
風力発電や地熱発電、太陽光発電など
原料を必要としない発電があります
このような発電方法がこれからの人類のエネルギーを支えるかもしれません
このようなエネルギーを再生可能エネルギーといいます
そのほかバイオ燃料など
植物から作り出すエネルギーもこれから注目していかなければなりません
まとめ
鉱物資源として鉄鉱石やボーキサイト(アルミニウムの原料)やレアメタル
エネルギー資源として石油、石炭、天然ガス
日本の発電方法のメインが火力発電
原子力発電
水力発電がある
再生可能エネルギーやバイオ燃料などが今後大切になるだろう
何にとって大切になるのか?
人類の未来
「持続可能な社会」のためにこれからもエネルギーや資源についてはしっかりと考えていカネければならない課題です
(参考:▲公民分野 環境保全▲)
今回は世界の資源とエネルギーについてご紹介しました
ご参考になれば何よりです
最後までご覧いただきありがとうございました。
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