ノートをとるべき3つの理由【学校の授業は覚えるのに良い仕組み】

学校&勉強ブログ

こんにちは

てぃーちゃーMです

本日は

ノートをとるべき3つの理由を紹介します

結論から言いますが、ノートを上手にとれる人は学力が高いです

もう一つ、学校は色々な知識を覚えるのによい環境が整えられています

あなたの学校ではどうでしょうか?

「ノートをとらなくてもいいよ」と言う担当教師でしょうか?

それとも「面倒だから」とノートを書くのをやめていたりしませんか?

ここでは教師が各黒板を写す事を言っていますが

他でも同じです

ノートをとることで勉強がわかりやすくなり、テストの点数も上がります

そんな理由を説明します

もくじ

学校の授業は覚えるのに良い仕組み

基本的には

学校での「講義型(こうぎがた)」(教師が前で話をする)では

  1. 教師が話をしだして
  2. 本題の説明
  3. 黒板に書いて
  4. 黒板を写す
  5. 質問や課題

といった流れで進んでいくでしょう

もちろん最近はグループワーク形式の授業も多く見られますが

その場合でもノートをとる大切さは変わりません

そんな学校での授業ですが

そもそも理にかなってます

その理とは何かを言うと

  • 脳の覚える仕組み
  • 多くの感覚を刺激
  • 空間、環境

です

これらの環境が整えるのは家庭ではやっぱり難しいです

その3つをまずは説明していきます

脳の覚える仕組み

あなたは水泳をしたことはありますか?

水泳を習っている人は別ですが

例えば、バタフライという泳ぎかたを

黒板の前で教えてもらったら泳げるようになるでしょうか?

無理でしょう

それっぽくなるかもしれませんがおそらく思うようには進みません

なぜか?

理由は2つあります

  • 脳がわかっていても体が思うように動いていないから
  • アウトプットに慣れていないから

です

一つ目の「体が思うように動かない」というのはわかると思います

もう一つの「アウトプットに慣れていない」は

あなたも「?」だと思います

アウトプットに慣れていないとは

「出力に慣れていない」「出力し足りない」状態です

言葉を変えると

「やり慣れていない」という事です

人間という生き物は学ぶことで生き残ってきました

学ぶとは「真似る(まねる)」からできた言葉だといいますが

真似をするとは「行動」です

人間は物を覚えるのに一番良いのは「行動する」こと

そうです

「書く」ということは一つの「行動」で

その「行動」をすることで

脳が

その「行動」は生きていくのに必要な事なのだと認識します

人類は生き残るために必要な行動を覚えていきました

人類は「必要な行動」は覚えるようにプログラミングされている生き物です

だから、中学校で習った数学の「因数分解」や理科の「下方置換法」は実生活では使わない(生きていくのに必要のないことだ)から忘れていくのです

行動(出力:アウトプット)をすることで脳が必要なものだと認識する

必要なものだと認識することで覚えるプログラムが発動する

それが脳の仕組みです

多くの感覚を刺激

書くというアウトプットだけではありません

学校の授業では「発言」という機会もあったりします

担当の教師がなぜ知識が多いのかわかるでしょうか?

担当の教師は

年がら年中自分の教科の話ばかり授業でしています

口からアウトプットしまくっている

という事です

もちろん

アナタたちに教えるためにノートに話す事をまとめていたりもします

書き出しもするし、しゃべりもすることで

多くの「行動」「アウトプット」を行っているので

脳が生きていくのに必要な事と認識し

記憶にすり込まれて

覚えていくのです

ですが、生徒も同じです

グループワークや教師からの発問でしゃべる機会は多くあります

しゃべるだけでなく、視覚、触る(レプリカや資料・道具)、聞くなど様々な感覚に刺激があるのが学校です

オンライン授業や自宅での勉強だと

一人でしゃべっていると保護者から「どうしたの?」と心配されかねません

学校だと、授業に関する会話自体が学びにつながっているのです

空間、環境

先ほどとかぶりますが

空間や環境が整備されているのが学校です

どんな空間かというと

勉強の意識を邪魔するものを排除する配慮がなされています

例えば

私の教師時代の場合、基本的に黒板の周りには不必要な掲示物は排除していました

「○○だより」や「ロッカー」、「ゴミ箱」などは前には絶対に置いたりしませんでした

授業中、黒板や教師にだけ注目できる生徒もいれば

黒板に張っているプリントに注目がいってしまう生徒もいます

ゴミ箱もそうです

ゴミがあふれていると最悪ですね

生徒の集中を妨げるだけのものです

家庭でも集中を妨げるという意味では同じです

家庭には意外に誘惑が多いものです

何よりも家庭はリラックスするところで保護者が空間を作り上げています

自分の部屋も同じです

自分の部屋は

自分を追い込むための「精神と時の部屋」だという人は少ないはず

勉強に取り組む環境や空間づくりができているところが学校というところです

頭の整理

学校の良さを書きましたが

ノートのメリットを説明します

まず

授業で出てきた言葉や式、様々なキーワードは

一度、聞いたり、見たりしただけでは

なかなか理解しにくいものです

教師も何度もキーワードを連発するかもしれませんが

まとまっていない頭の中に押し込まれてもグチャグチャになってしまうだけです

ですが、授業には「制限時間(授業時間)」があるので

まとまっていない生徒がいるからといちいち止まっていられません

その頭の整理をするためにも書き出すのです

これは大人でもそうですが

自分の頭の中の考えをまとめる方法というのはいくつかあります

例えば

  • マインドマップ
  • マインドツリー

といった方法で自分の考えをまとめる方法があります

頭の中だけでは整理整頓は難しいのです

だから書き出すことで頭の整理にもつながりますし

ましてや

その書き出すことはすでに教師がまとめてくれているのです

という事は、

自分では頭の中でまとまっていないことでも

教師の書いたことを写すだけで

「まとまった情報を手に入れることができるようになっている」

ということ

後で、ノートを見返すだけで

あなたの頭の整理につながるのです

心の整理

散らかっている部屋は好きですか?

好きな人の部屋が、ゴミが散らかり放題だとどうでしょうか?

気持ちが覚めますよね

ノートも同じです

散らかっているノートは

冷めます

勉強への熱が

雑な扱いの「モノ」を人間の脳は必要なものだと認識する機能は弱まります

その辺に置いているモノの場所が「どこに置いたかわからない」という事もそうです

大切ではないから脳が忘れるのです

人間という生き物はよくできていて

本来、人間は見たもの、触れたものなどは全部記憶されているといわれます

ですが、脳がそんなに働いてしまうと、働きすぎで「オーバーヒート」してしまいます

筋肉も同じで、人間は筋肉の本気の30%ぐらいしか力を発揮できません

人間が筋肉の100%を出すと、子供でも軽自動車を担げます

ですが、筋肉が100%の力を出すと筋肉が破壊されます(筋肉痛ではない筋肉の破壊です)

そうならないために脳は力をセーブしています

それは、記憶も同じです

記憶に関しても「必要な記憶」と「必要のない記憶」を整理しています

それらが散らかっていると脳が疲れます

脳が疲れると心も疲れます

これが「冷める」という気持ちの変化の一つです

こうならないためにもノートを取って、頭の中を整理する必要があります

頭を整理することで心の整理にもつながるという事です

でも面倒だ

わかります

書くのってつらいですよね

しかも、学校での授業は一つだけではありませんし

日によっては6時間全部書く授業の場合もあります

疲れますよね

カゼで休んだ次の日も大変です

ノートを写させてもらうだけの日になりかねません

その時にノートに書く文字が理解できている言葉や単語なら書くのは数段に早くなります

例えば

「中華人民共和国」という国を知らずに、漢字一文字ずつを追って書くと

中・華・人・民・共・和・国となって時間がかかります

だから、いろいろな言葉を前もって知っておくと効率的なのです

前もって勉強する方法はざまざまありますが、教科書を先に全部読んでおくこともしっかりとした勉強(予習)になります

もちろんオンライン授業やネットを利用した勉強も同じく効果は高いです

ノートを書くのは面倒ですが、ノート提出の点数があるのなら絶対やらなければならないですが

ノートを書く時の時間短縮や理解の速さは事前に対応可能です

ノートを書かなくてもよい先生の授業でも

ノートは取っておくべきです

どう取ったらいいかわからない授業などの場合は

わたしが中学校社会科の授業用ノートはまとめていますので連絡ください

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まとめ

今回の説明は以上です

ノートを取らないでもいいよという教師も実際います

教師さんの理論もいいとは思うのですが、根拠のない理論は保護者様のクレームにもなりかねません

目に見える形は実際「達成感」もあります

絶対に「ノートを書け」というものではありませんが

書いていて時間のロスはあってもあなたの知識のマイナスになることはありません

ノートは取りましょう

私も少しでも学生の勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので参考にしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】授業ブログ「やさしい社会科授業」

http://teacherceo-masajirusi.com/

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御体にはきをつけて、予防をしてお過ごしください

最後までご覧いただきありがとうございました

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