こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#12 「世界の国旗と由来」を紹介します
▼地理記事▼
本記事の内容:世界各国の国旗と由来について説明します(一部説明不十分)
もくじ
- あ行
- アイスランドの国旗
- アイルランドの国旗
- アゼルバイジャンの国旗
- アフガニスタンの国旗
- アブハジアの国旗
- アメリカ合衆国の国旗
- アラブ首長国連邦の国旗
- アルジェリアの国旗
- アルゼンチンの国旗
- アルツァフ共和国の国旗
- アルバニアの国旗
- アルメニアの国旗
- アンゴラの国旗
- アンティグア・バーブーダの国旗
- アンドラの国旗
- イエメンの国旗
- イギリスの国旗
- イスラエルの国旗
- イタリアの国旗
- イラクの国旗
- イランの国旗
- インドの国旗
- インドネシアの国旗
- ウガンダの国旗
- ウクライナの国旗
- ウズベキスタンの国旗
- ウルグアイの国旗
- エクアドルの国旗
- エジプトの国旗
- エストニアの国旗
- エスワティニの国旗
- エチオピアの国旗
- エリトリアの国旗
- エルサルバドルの国旗
- 沿ドニエストルの国旗
- オーストラリアの国旗
- オーストリアの国旗
- オマーンの国旗
- オランダの国旗
- か行
- さ行
- た行
- な行
- は行
- ま行
- や行
- ら行
あ行
アイスランドの国旗
アイスランドの国旗は青地に赤と白のスカンディナヴィア十字(デンマークの国旗が基になっている) が描かれた旗
青は古くからアイスランドの国民色と考えられている。この旗が採用されるまでは、青地に白い十字架のみの旗がアイスランドのシンボルとして用いられていた。
アイルランドの国旗
緑はケルトの伝統を、オレンジはウィリアム3世(オレンジ公ウィリアム)の支持者を、白はその両者の平和を表す。
アゼルバイジャンの国旗
赤部分の中央に三日月と八角星を配した旗。八角星の八本の光は8グループのテュルク系民族を象徴している。水色はテュルク人の色、緑はイスラーム教の色、赤は進歩を示す。三日月と星の組み合わせは、オスマン帝国の国旗にも使われたシンボル
アフガニスタンの国旗
中央に国章を配した旗。中央の紋章にはイスラム教の五行のひとつであるシャハーダ(信仰告白)「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドはアッラーの使徒」とモスクなどが描かれ、それらを麦の穂と剣で囲んでいる。
アブハジアの国旗
手はアブハジアの集団を、七つの星はアブハジアの七つの地域をあらわす。なお、7という数字はアブハジアにおいては神聖なるものである。白と緑の七つの縞はキリスト教とイスラム教の寛容さをあらわしている
アメリカ合衆国の国旗
白は purity(純粋)とinnocence(純潔),赤は hardiness(たくましさ)とvalor(勇気),青はvigilance(戒心)とperseverance(忍耐)とjustice(正義)を表す[1]。また縞模様は独立当時の13の入植地を表し、星は現在の州を表している。
アラブ首長国連邦の国旗
赤・白・緑の汎アラブ色を使用し、アラブ民族の統合を象徴している。その上で、緑は土地の肥沃さ、白は無垢な生活、黒は戦争を表している。
アルジェリアの国旗
白は純血を表し、緑は繁栄を示している。三日月はイスラムのシンボルである。
アルゼンチンの国旗
横に青白青の三層で中央に太陽のシンボル。この色はリオ・デ・ラ・プラタ副王領政府に対するブエノスアイレス市民兵隊の蜂起(五月革命)の際に使われた帽章の色に由来。この蜂起の日付(5月25日)を記念して、中央の太陽は「五月の太陽」と呼ばれ、古代インディオの、つまりインカ帝国の独立の象徴である太陽神インティを表している。
アルツァフ共和国の国旗
アルメニアの国旗を基調に、白線を加えたもの。これはアルメニアの伝統と地域の人口を象徴し、ナゴルノ・カラバフ(現・アルツァフ共和国)がアルメニアから切り離された地域であることを示している。
アルバニアの国旗
オスマン帝国に抵抗した民族的英雄の紋章にちなんだもので、赤地に黒の双頭の鷲を中央に描いた旗。
アルメニアの国旗
諸説あるが、赤は国を虐殺と防衛したアルメニア人の血、オレンジは国民の労働による勇気、青は国土の自然を象徴している
アンゴラの国旗
黒はアフリカ大陸、赤は独立運動中に流されたアンゴラ人の血を表している。星のついた歯車と鉈(ナタ)は、労働者の象徴であり、ソビエト連邦の旗の鎌と槌の意匠に似せたもので、社会主義の象徴
アンティグア・バーブーダの国旗
先祖の活力と国民の力強さを、青は希望を、黒は農場とアフリカ人の遺産を象徴する。また、金、青、白はアンティグア・バーブーダの観光地である太陽と海と砂浜を表している。国旗を仕切るV字は「ヴィクトリー・アト・ラスト」の頭文字を取ったもの
アンドラの国旗
フランス国旗の青、スペイン国旗の黄、両国共通の赤をとって作ったもの。
イエメンの国旗
北イエメン(イエメン・アラブ共和国)と南イエメン(イエメン人民共和国、イエメン人民民主共和国)の統一時に制定された
イギリスの国旗
ユニオンフラッグ(Union Flag)あるいはユニオンジャック(Union Jack)として知られる王室旗
白地に赤い十字のセント・ジョージ・クロスと、スコットランドの国旗(青地に白い斜め十字のセント・アンドリュー・クロス)が、イングランドとスコットランドの同君連合時代に組み合わされて作られた。さらにアイルランド王国との合同でグレートブリテン及びアイルランド連合王国が成立した際、アイルランドの国旗と称してアイルランドの有力諸侯だったキルデア伯(フィッツジェラルド家)の旗(白地に赤い斜め十字、セント・パトリック・クロス)が組み合わされた。
イスラエルの国旗
中央の六芒星はダビデの星。上下の帯はユダヤ教の男性が礼拝の際に用いるタリットと呼ばれる肩掛けの帯を表している。
イタリアの国旗
イタリア三色旗とも、単に三色旗(トリコローレ)とも呼ばれる。この旗の意匠はフランスの国旗(トリコロール)を起源とし、19世紀のイタリア統一運動のシンボルとなった。一般的な解釈では、緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」を表す。またフランス国旗由来であるため、緑は「自由」(フランス国旗の青を置き換えたもの)、白は「平等」、赤は「友愛(博愛)」を表す
イラクの国旗
現在の国旗は2008年1月22日の国旗法改正により制定されたもので、1991年制定の国旗からバアス党のスローガンであった「統一、自由、社会主義」を表す三つの星を削除すると共に「アッラーフ・アクバル(アッラーフは偉大なり)」の文言をサッダーム・フセイン元大統領の直筆とされる筆記体からクーフィー体に変更したデザインとなっている。
アラビア文字を入れた他の国旗と同様、旗竿側が右である。
イランの国旗
緑色はイスラム教を、白色は平和を、赤色は勇敢さを象徴している。白帯の上下には、「アッラーフ・アクバル」のフレーズが上に11、下に11、計22個書かれている。22の数字は、イラン暦の11月22日にイラン・イスラム革命が帝政を打倒したことから選ばれた。
インドの国旗
サフラン・白・緑の横三色の中央に「アショーカ・チャクラ」(アショーカ王のチャクラ(輪)という意味)という法輪(仏教のシンボル)を配した旗。
インドネシアの国旗
赤は勇気と情熱を、白は真実と聖なる心をあらわす
ウガンダの国旗
中央のホオジロカンムリヅルはウガンダの国鳥であり、ウガンダの歴代諸王朝がこの鳥を一度もシンボルとしたことがないことから、その中立性を買われたという。
国旗の色は、黒が黒人を、黄はアフリカの夜明けを表す太陽の光、赤はアフリカ人の同胞愛や民族愛を象徴している。
ウクライナの国旗
一般的には「青の空と黄の麦畑」を表す旗として解釈されている。
ウズベキスタンの国旗
上の空色の帯は、青天と純水の象徴である。白色は、平和と純粋さの象徴である。下の緑色は、天恵の自然の具現である。各色の間には赤色の細い帯が走り、生命力を象徴している。
上部の空色の帯状には、晴天・イスラム教国であることを象徴する三日月と12個の星が描かれている。三日月は、イスラムとウズベク人の伝統に基づいている。12個の星が選ばれたのは、太陽歴や十二宮(12星座)など伝統に由来する。
ウルグアイの国旗
青と白の9本の縞は当時のウルグアイの九つの県を、五月の太陽はアルゼンチンの国旗と同じく、当時のラ・プラタ地域の硬貨の意匠から取られており(ホセ・アルティーガスの定めた東方州の旗の中に既に出てくるモチーフである)、古代インディオ、つまりインカ帝国の独立の象徴を意味する
エクアドルの国旗
黄色はかつて産出し、スペイン人の目的であった金を示し、青は面する二つの海(太平洋とカリブ海)を意味する。赤はスペインからの独立の際の流血を表す
全国旗中、使用している色数が最も多い(赤、黄、青、緑、白、茶色、山吹色、水色、グレーの9色)が、ほとんどは中央に描かれている国章のものである。
エジプトの国旗
中央に金色サラディンの鷲(国章)を配した旗[1]。赤は革命で流された血、白は明るい未来、黒は革命前の暗い過去を表すという。またこの三色は、第一次世界大戦時のオスマン帝国に対するアラブ反乱で使われた旗と同じ色であり、汎アラブ色と呼ばれる。
エストニアの国旗
青はエストニアの空・川・湖・海を表しており、エストニアの国民を象徴するとともに希望・友情・団結を表す。黒は故郷の大地と同時に暗黒時代の悲しい歴史を忘れまいとする決意を示す。白は氷と雪および人々の幸福の追求を意味する。
エスワティニの国旗
中央に民族的な盾と槍2本がデザインされている。赤は過去の戦い、青は現在の平和と安定、黄色はエスワティニの資源を表す。盾と槍はこの国の敵からの保護を表す。白と黒の色が示すのは、白人と黒人の平和的共存である。なお、盾と槍はエスワティニの国章や王室旗にも用いられている。
エチオピアの国旗
中央にエチオピアの国章を配した緑、黄、赤の横三色旗。 緑は、肥沃な大地を、黄は、平和、民族・宗教の調和、赤は、国土の防衛のために流された血を象徴する。
エリトリアの国旗
中央のオリーブのリースはエリトリアがエチオピアと連邦制をとっていた1952年当時のエリトリア国旗からとっている
緑は土地の肥沃さ、農業を表し、青は海を表す。赤は自由への闘争で流された血を表す。赤の使われている部分が左から右にかけて細くなっていき、右辺で消えているのは、この流血が将来無くなってほしいという願いを表している。
エルサルバドルの国旗
地の青と白の縞の旗は、エルサルバドルの前身、中米連邦の国旗に由来する。中央にはエルサルバドルの国章が描かれている。
沿ドニエストルの国旗
この旗は、旧ソビエト連邦を構成する一国家であったモルダビア・ソビエト社会主義共和国で1952年から1990年まで使用された国旗とほぼ同一のデザインで、1990年に沿ドニエストル州が「沿ドニエストル・ソビエト社会主義共和国」として独立を宣言した翌年の1991年に沿ドニエストル国旗として制定
オーストラリアの国旗
イギリスとのつながりを象徴するユニオンフラッグを、フライ側(旗竿の反対側)に国土が南半球にあることを象徴する南十字星を、そして左下に6州1準州による連邦を象徴する七稜星を配している。
オーストリアの国旗
神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世に対し反乱を企てたときに制定されたものである。デンマークの国旗やスコットランドの国旗などとともに、現在まで使用されている世界最古の国旗のひとつとされる。
第3回十字軍に参加したオーストリア公レオポルト5世が敵の返り血を浴びて全身赤く染まったが、ベルトのため腰の部分だけ白く残ったという故事が有名
オマーンの国旗
旗竿側の紋章は、国章でもあり、この国特有の短剣カンジャルと太刀を組み合わせたもので、スルタンの権威をあらわす。 赤は外敵からの国防を、白は平和を、緑は豊かな農作物による繁栄を表している
オランダの国旗
水平三色旗。世界最初の三色旗(トリコロール)といわれ、様々な国旗に影響を与えた。なお、この旗は縦に掲揚してはならない。
か行
ガーナの国旗
赤は独立の為に流された血を、黄は国の鉱物資源と富を、緑は森林と自然の恩恵を、中央の黒色の星はアフリカの自由を象徴している。
カーボベルデの国旗
10個の星はアフリカ大陸から離れたところにあるカーボベルデ諸島の主要な島々を表す。青は空と海を表し、紅白の帯はこの国の形成までの道を表す。白は平和、赤は努力を象徴する。
ガイアナの国旗
「黄金の矢尻(金鏃旗)」と呼ばれている。緑は農業・豊かな森林を表し、白は川と水資源を、黄は豊かな鉱物資源を、黒は忍耐を、赤は国家建設の熱情とダイナミズムを象徴している。
カザフスタンの国旗
青地は空、中央の金色は32本の光を擁する太陽と翼を広げて飛ぶ鷲(ステップ・イーグル)を示す。左端にはカザフ人の伝統的な文様が縦に配置されるが、これは鷲の翼と雄羊をモチーフにしたものである。青地はまた、この地域のテュルク系諸民族を示し、彼らの間では青地は宗教上特別な意味である神の存在を象徴するが、現在ではカザフスタンの広い空と自由を象徴している。
中央の鷲は、当時も青地に鷲の旗のもとこの地方を支配したチンギス・ハーンの帝国を示し、カザフスタンの人々の誇りを表している。
カタールの国旗
最も横長の国旗となっている。白色は、国際的に平和を意味する色。赤茶色は、カタールが過去に戦争で流してきた血の色。9つの頂点のあるギザギザの線は、カタールが1916年のカタール・イギリス条約により、ペルシャ湾岸でイギリスの保護に入った9つ目の首長国となったことを象徴する。
カナダの国旗
開拓時代、食べ物がない冬の間、先住民の教えでカエデの樹液をすすって飢えをしのいだというカナダの厳しい自然の中での暮らしを象徴している。メープルリーフの周りの白は雪の降る様子をイメージしており、国旗の両側にある赤は向かって右側が大西洋、左側が太平洋を示している。また、メイプルリーフの12本のとげは10州と2準州とを意味している
ガボンの国旗
緑は国の主要な経済を構成する森林を表し、黄色は太陽・赤道を表す。青は船乗りの国家を表す。
カメルーンの国旗
赤は統一、黄色は太陽、緑は森林を意味している。
ガンビアの国旗
赤、青および緑の水平の三色旗で、白い縞によって各色が分離される。中央の青帯が赤帯および緑帯よりも細い。一番上の赤はサバンナと太陽を、青はガンビア川を、緑は森林を、白は平和を表す。
カンボジアの国旗
国の象徴的遺跡である白いアンコール・ワットを配置し、青は王権を、赤は国家を、白は仏教徒を表している。
北キプロスの国旗
白地に2本の水平線と三日月と星が赤で描かれた旗である。この旗は1984年にコンペティション(競技会)によって決定されたものであるが、トルコの国旗の赤と白を反転させて水平線を上下に加えた意匠となっている。
ギニアの国旗
赤は血、黄色は金や太陽、緑は農業を意味している。
ギニアビサウの国旗
もともとは同国の独立運動の中心を担ったギニア・カーボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)の党旗
キプロスの国旗
国土のキプロス島の形が黄金色でデザインされている。黄金色は、キプロス特産の銅(主に黄銅)を表し、下の葉は、ギリシャとトルコを表す二本のオリーブの枝であり、民族の平和を表す。
キューバの国旗
青の3本の縞はスペイン統治下のキューバの三つの軍政地域、白の二本の縞は純粋な愛国心を象徴している。赤の三角は強さと不変性を象徴しているが、フリーメーソンの平等を示すシンボルとも言われ、他の旧スペイン植民地国の国旗によく見られる。白の星は独立を象徴する。
ギリシャの国旗
9本の縞はギリシャ独立戦争時の鬨(とき(勝どきの「とき」))の声である「自由か死か」の9音節を表す
キリバスの国旗
上半分には赤地にコグンカンドリ(希望の象徴)が日の出の太陽の上を飛んでいるデザイン。下半分は青い太平洋で、白い波線が3本あり、主要な国土のギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島を示している。太陽の17本の光はギルバート諸島の16個の島と、バナバを示している。海から昇る太陽の図柄で、この国が日付変更線に近く、世界で一番早く太陽が昇る国であることを表している。
キルギスの国旗
赤地は勇敢さと勇気を、太陽は平和と豊かさを象徴する。太陽の中に描かれた、円の中で2組の3本線を交差させたシンボルは、キルギス人など遊牧民の伝統的なテント式家屋(キルギスではユルトと呼ぶ)の頂部にある構造を表したもので、祖国や宇宙を象徴する。
グアテマラの国旗
空色は国が太平洋と大西洋二つの海に挟まれていることを表している。そして中央の白は国の純粋さの象徴
クウェートの国旗
汎アラブ色、赤、黒、白そして緑を基調とする色を使用し、イラク国旗(1921年-1959年)の影響を受けている。
クック諸島の国旗
ユニオン・フラッグはイギリスとの伝統的な関係を象徴し、星はクック諸島を構成する15の島を表している。青い地の色は大洋を表す。
グレナダの国旗
赤は国民の熱情と勇気および独立を、黄は太陽の光と国土および富を、緑は、肥えた土地と農業に加えて繁栄を表すとされる。七つの金星は7つの教区を示し、左側に描かれているのはナツメグで、国の経済をささえる大切な農作物であることを示している。
クロアチアの国旗
赤、白、青の横縞3色に分かれる。中央に位置するのは国章である。チェックの上部に並ぶ5つの紋章は左から、中央クロアチア、ドゥブロヴニク、ダルマチア、イストラ、スラヴォニアの5つの地域を表している。
ケニアの国旗
黒は国民、赤は独立のために流れた血、緑は豊かな自然を表している。中央にあるのはマサイ族の盾と槍。
コートジボワールの国旗
オレンジ色は国土の北半分のサバンナであり、豊穣の台地を意味する。白は平和、緑は国土の南半分の森林であり、希望を意味している
コスタリカの国旗
国章が入ったものは民間での使用が禁止されており、代わりに国章が入っていないデザインが用いられる。 青が空、白が自由をあらわしているとされる。
コソボの国旗
青地に金色でコソボの地形が描かれ、上部に配置された6つの白い星はコソボに居住する6民族(アルバニア人、セルビア人、トルコ人、ロマ(アッシュカリィおよびエジプト人を含む)、ゴーラ人、ボシュニャク人)の調和と団結を表している。
コモロの国旗
旗には、4本の帯が付けられており、コモロの4つの島を意味している。三日月の横の4つの星も同様に、4つの島を意味する。三日月と緑地は、コモロの主要な宗教であるイスラム教のシンボルである。
コロンビアの国旗
黄色はかつて産出し、スペイン人の目的であった金を示し、青は面する二つの海(太平洋とカリブ海)を意味する。赤はスペインからの独立の際の流血を表す。
コンゴ共和国の国旗
緑は希望と豊かな森林資源を、黄色は誠実・寛大・誇りを、赤は青年の熱意を表している。
コンゴ民主共和国の国旗
濃い青が平和を象徴する水色に改められている。赤は国家のために殉じた者の血、黄色は国富、星は国家の輝かしい未来を象徴している。
さ行
サウジアラビアの国旗
聖句と刀を描いたデザイン。聖句(アッラーフの他に神はなし。ムハンマドはアッラーフの使徒である)が用いられているため、同じ国旗を2枚作り、それを縫い合わせて一つにするなど、半旗掲揚をしないことなどが特徴的
サモアの国旗
左上部分は南十字星。当初1948年にデザインされたときは、南十字星はニュージーランドの国旗のように星四つだったが、1949年に五つに増やされ現在に至る。赤は忠誠と勇気、白は純潔、青は愛国心と自由を表す。
サントメ・プリンシペの国旗
汎アフリカ色の赤・黄・緑の色が使用され、旗竿側には赤い三角模様が設けられている。また、2つの黒い星はサントメ島とプリンシペ島を示している。
ザンビアの国旗
赤は自由への苦闘(血)、黒はザンビアの国民(肌)、オレンジ色は天然・鉱物資源(銅)をそれぞれ象徴している。右上部の鷲は国鳥のフィッシュ・イーグルで、国家の問題を乗り越える国民の力を象徴している。緑地はザンビアの大自然を象徴している。
サンマリノの国旗
国章は盾の中に、3つの丘に3つの塔が立ったものに、リースと王冠が飾られ、下の帯には国の標語であるラテン語「LIBERTAS(自由)」が書かれている。
シエラレオネの国旗
緑色は農業、山、天然資源を、青色は 天然の良港であるフリータウンを、そして白色は団結と正義を意味する。
ジブチの国旗
緑は国土を、水色は空を、白は平和をそれぞれ表し、赤い五稜星はソマリアを含むソマリ族の居住地域を表す。
ジャマイカの国旗
ジャマイカの従来の独立記念日1962年8月6日に採用された、緑、黄色、黒の三色旗。
黒はジャマイカ国民の強さと創造性を象徴し、黄色は強い日差しとこの国の天然資源を象徴する。緑は将来への希望と豊かな農業を象徴している。
ジョージアの国旗
聖ゲオルギウス十字(セント・ジョージズ・クロス)とも呼ばれ、イングランドの国旗などに用いられている。の四隅にエルサレム十字を配した旗であり、ファイブ・クロス・フラッグとして知られている
シリアの国旗
上から緑・白・黒の三色の帯があり、白帯のところに3つの赤い星(五芒星)があるデザインに代えられ、次いでフランス・シリア条約が制定されシリアは部分的な独立を得た。緑はイスラム帝国初期の正統カリフの時代を、白はウマイヤ朝を、黒はアッバース朝を表していた。二つの星はエジプトとシリアを意味する
シンガポールの国旗
赤は普遍的親愛と国民の平等、白は満ちわたりかつ永遠な清澄と高潔を意味し、三日月は隆盛する若い国家、五つの星は、民主、平和、進歩、正義、平等の理念を表す
ジンバブエの国旗
グレート・ジンバブエ遺跡で発掘された彫像(チャプング)を表しており、国家の統合と栄光のシンボルである。その背景の赤い星は、自由と平和を勝ち取った苦闘を示している。国旗に使用されている色については、 緑は、ジンバブエの農業と周辺部。黄は、ジンバブエの天然資源。赤は、独立解放戦争で流された血。黒は、アフリカ先住民の伝統と民族。白は、平和 をそれぞれ象徴している
スイスの国旗
スイス建国のもととなった原三州のひとつシュヴィーツ州の旗をもとに作られた
スウェーデンの国旗
この国旗に使われた色については、青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を表すとも言われる。
スーダンの国旗
赤・白・黒の汎アラブ色に、竿側に緑の三角形があしらわれている。
1969年5月のモハメド・アン・ヌメイリによる軍事クーデターの前は、ナイル川を表す青を上にした、青・黄・緑の三色旗(現在のガボンの国旗の逆)が使用されていた。
スペインの国旗
「血と金の旗」と呼ばれ、赤、黄、赤に並んだ横三色の中央・旗竿寄りに国章が配してある旗
国章の柱(ヘラクレスの柱)に巻き付いた帯には国の標語であるラテン語で「より彼方へ」が記されている。
スリナムの国旗
この星はスリナムの住人の出身地であるアフリカ、アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパの五大陸を象徴している。
スリランカの国旗
赤地に金のライオン(「シンハ」=シンハラ族のシンボル)と剣が中央にあるデザインであった。1951年に緑と橙色の帯が、少数派であるイスラム教徒とヒンドゥー教のタミル人を意味するものとして付け加えられ、1972年に国名がセイロンからスリランカに変更された際、多数派の仏教徒を意味するものとして4枚の菩提樹の葉が付加された。
スロバキアの国旗
汎スラヴ主義の三色、赤・青・白が使われ、国章の複十字(ダブル・クロス)はビザンチン帝国(東ローマ帝国)の正教会のシンボル。その下の三つの丘は実在する三つの小山(タトラ山、ファトラ山、マートラ山)を表す。
スロベニアの国旗
スラブ色である白、青、赤の横縞3色に分かれる。縦横比は異なるが、この配色はスロバキアの国旗、ロシアの国旗と同様
セーシェルの国旗
斜めに向いた帯は、未来に向かって動く新しい国の力を象徴する。青はセーシェルの島々を取り囲む空と海、黄は生命と光を与える太陽、赤は未来に向かい統一と愛を持って働く人々とその決意、白は調和と正義、緑は豊かな大地と自然環境を表している。
赤道ギニアの国旗
緑はこの国の天然資源とジャングル、青は本土と諸島をつないでいる海、白は平和、赤は独立への苦闘を象徴している。中央の白の縞部分には、国章が使用されている。これは、マングローブの木と、6個の六芒星、及びモットーである「統一・平和・正義」と言う文字がデザインされている。スペイン統治時代は、スペインの国旗が掲げられた。
セネガルの国旗
赤・黄・緑の汎アフリカ色を使用しており、旧マリ連邦の国旗と三色旗の色配分はほぼ同じである。マリ連邦の国旗にあった、中央の人形の紋章が星に変更されている。
セルビアの国旗
19世紀に展開された民族運動の過程で、セルビア民族主義のシンボルとして定められたものである。それゆえ、セルビア人あるいは、セルビア人と血統が近いとされる民族が主要な地位を占めている複数の国家で、この配色の国旗が用いられている
セントクリストファー・ネイビスの国旗
二つの星は希望と自由を象徴しているとされるが、元々セントクリストファー島とネイビス島の二つの島を示しているとも言われている。緑は国土の肥沃さ、赤は植民地時代の奴隷制から独立・解放への苦闘、黒はアフリカからの伝統、黄色は日光をそれぞれ象徴している。
セントビンセント・グレナディーンの国旗
青は空と海を象徴し、黄色は日光と温暖な気候、国民の明るい気質とグレナディーン諸島の黄色の砂を象徴している。緑はセントビンセント島の豊かな植生と国民の忍耐強さを象徴している。
セントルシアの国旗
国旗はセントルシアが独立する前にデザインコンテストで採用されたイギリス自治領時代の旗が元になっており、セントルシアの独立時に一部が修正された
ソマリアの国旗
イタリアからのソマリア独立は国連の援助により為し得たため、国連の旗と似たデザインを標榜。水色は空と海を表し、五芒星はソマリ族居住地の5つの地区を表す。
ソマリランドの国旗
緑色のしまに、白い文字でサウジアラビアの国旗と同様のシャハーダ(信仰告白)をデザイン化した文字が描かれている。中央の黒い星は、ソマリランドの五つの地域を表している。
ソロモン諸島の国旗
5 つの星は 5 つの主要な島(ガダルカナル島、サンクリストバル島、マレータ島、サンタイサベル島、チョイスル島)を示している。青は諸島を囲んでいる海、緑は陸地、黄色の線は日光を象徴している
た行
タイの国旗
赤、白、紺の3つの色はそれぞれ国民、仏教、王室(チャクリー王朝)を示しており、これらは非公式ではあるがタイのスローガンである。
大韓民国の国旗
太極旗である。(白地の中央に置かれた赤と青の2色からなる「陰陽」で「太極」を表し、その周囲四隅に「卦」(占いなどで使われる記号)が配置されたデザインとなっている。)
太極旗は、李氏朝鮮時代のに朝鮮国の国旗として初めて公布され、朝鮮独立運動を通じて朝鮮民族を象徴する旗として認知された。
タジキスタンの国旗
中心には、七つの星と王冠があしらわれている。赤は国家統合の象徴、白は産出される綿と、国民統合の象徴、緑は国土の自然の象徴である。
タンザニアの国旗
現在の国旗デザインはタンザニア連合共和国を構成するタンガニーカ(当時はタンガニーカ共和国)とザンジバル(当時はザンジバル人民共和国)の国旗を合わせたもの
チェコの国旗
前身のチェコスロバキアの国旗を引き継いだデザイン、青、白、赤の三色(汎スラヴ色)を用いている。
チャドの国旗
フランスのトリコロール(三色旗)のうち、白を汎アフリカ主義のシンボルカラーの一つである黄色に置き換えている。青は、空、希望、農業、チャド湖の水。黄は太陽、大地(サハラ砂漠)。赤は進歩、統一、血
中央アフリカ共和国の国旗
フランスの国旗の三色である赤・白・青と、汎アフリカ色の赤・黄・緑を合わせた合計5色が使用されている。
赤は独立を勝ち取り国を守る国民の血、青は空と自由、白は平和と尊厳、緑は希望と誠実、黄は忍耐を象徴している。
中華人民共和国の国旗
赤色は革命を、黄色は光明を表す。また、大星は中国共産党の指導力を、4つの小星はそれぞれ労働者、農民、小資産階級・愛国的資本家、知識人の4つの階級を表す。全ての小星の頂点は、大星の中心に向いており、これは人民が一つの中心(共産党)の下に団結することを象徴している。
中華民国の国旗
青・赤・白の3色で構成されているが、これは孫文の三民主義(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来しており、青は民権主義と同時に自由を、赤は民族主義と同時に革命に身を捧げた人々の血と友愛を、白は民生主義と同時に平等をそれぞれ象徴している。
青天白日(太陽)の紋章は、青は空を、12本の光芒からなる白日(白い太陽)は1年の12か月と十二支、十二宮、十二刻を表し、中華民国の絶え間ない進歩を象徴している。
チュニジアの国旗
赤地に中央の白い円に三日月と星は古くからのイスラム教の象徴であり、幸運のシンボルでもあった。赤い色はオスマン帝国時代の反抗勢力の名残
朝鮮民主主義人民共和国の国旗
「赤い星は共産主義に向かう未来を、中央の赤は人民の不屈の精神と力を、上下の青は平和乃至国際連帯を、白い円と2本の線は光明・清浄を尊ぶ民族的特質を象徴している」説もある
チリの国旗
白い五角形の星は、進歩と名誉を意味する。青は空を意味し、白はアンデス山脈の雪を、赤は独立のために流された血を意味する。
ツバルの国旗
他のイギリス植民地だった国々同様、ユニオンジャックを左上に配したブルー・エンサインを使用している。
星はツバルの九つの島々を表し、旗が縦に掲揚されたときに地理的に正しく配置されるようデザインされている。
デンマークの国旗
赤地に白のスカンディナヴィア十字を描いた旗。伝説では1219年戦いの最中、空から降ってきたとも、ローマ帝国皇帝からこの旗を授かったところ、それまで苦戦していた戦いが形勢逆転し勝利したとも伝えられている。
この旗は北欧諸国でよく使われる、「スカンディナヴィア十字」の基ともなった。
オーストリアの国旗やスコットランドの国旗と並んで現在使用されている国旗の中で世界最古の国旗といわれる。
ドイツの国旗
「黒・赤・金」はそれぞれ「名誉・自由・祖国」を表し、ベルクシュトレッサーの演説によれば「統一と自由」、「自由のなかの統一」の伝統を表現しているとされる
トーゴの国旗
5本の水平の縞で緑・黄が交互となっているこの縞は、トーゴを構成する5つの州を表している。
ドミニカ共和国の国旗
国旗と同様に四分割された色のシールドは月桂樹の枝と椰子の葉によって支えられ、青いリボンは国是の (神、祖国、自由)が表示されたシールドによって特徴づけられている。
シールドの下には、República Dominicana(ドミニカ共和国)の文字が赤いリボンの上に表れている。シールドの中央では、両面で三つの槍側面に向い、聖書と小さな金の十字架の上にあり、聖書は「そして真実は汝を自由にするであろう」と読める。
ドミニカ国の国旗
鸚鵡(オウム)は、常に高く志向する国民の願望を、緑の星は教区の数と平等を、そして中央の赤丸は社会正義を実現する国家の約束を表している。
十字の三色のうち黄色線は太陽の光、主要産物であるオレンジとバナナ、そしてドミニカ国民の先祖であるカリブ族とアラワク族を表す。白の線は、河川の清らかさと国民の志向の純潔を表す。黒の線は、肥沃な国土とアフリカ系住民を表し、旗地の緑は緑の森と国土の活力を表している。三色全体で三位一体を表してもいる。
トリニダード・トバゴの国旗
赤は国民の寛容さと日光を象徴し、白は平等と海、黒は国民の粘り強さと統一への使命を象徴している。
トルクメニスタンの国旗
イスラム国家の国旗によく使われるオスマン/イスラム系のシンボルである。5つの星は、トルクメニスタンの5つの州を象徴する。
赤色の帯に描かれた5つの絨毯模様は、トルクメン人の5つの代表的部族を象徴するもの
赤色の帯の下部には、オリーブの枝のリースが記されている。これは「永世中立国」であることを示す目的から1997年に付け加えられたものであるが、オリーブには永世中立を意味する他に国家の平和の意も込められている。
トルコの国旗
元はオスマン帝国の国旗であり、ほぼ同じデザインだが、起源には諸説ある
トンガの国旗
キリストの血の色である赤で十字架を現していた。のちの1864年に制定された赤十字旗が酷似していたため変更を余儀なくされた
な行
ナイジェリアの国旗
緑・白・緑の垂直三分旗である。緑は森林と天然資源、農業を表し、白は平和、統合を表す
ナウルの国旗
国旗のデザインはナウルの地理的位置を示している。黄色の横線は赤道を示している。青地は太平洋を示し、白の星は赤道から少し南に位置するナウルを示している。星の12本の光は、ナウルの12の原住民族を示す。白はナウルから鉱掘されるリンを示す。
ナミビアの国旗
青・赤・緑の三色はこの国の主要な民族であるオバンボ族の伝統色である
ニウエの国旗
背景の黄色はニウエの陽光と、ニュージーランドおよび同国の人々に対する温かい気持ちを表している。ユニオン・フラッグはかつてイギリスの保護国であった歴史を示し、保護の象徴としている。
ニカラグアの国旗
三角形の中には、中米連邦各国を表す五つの火山と、平和の象徴である虹、自由の象徴である分離独立主義者の帽子がデザインされている。
ニジェールの国旗
オレンジはサハラ砂漠の北部、白は純潔、緑は希望と肥沃な南部を示している。中央の円は太陽を表す。
西サハラの国旗
汎アラブ色の黒・白・緑・赤に、イスラム教の象徴である三日月と星を組み合わせたものである。
日本の国旗
法律上は日章旗(にっしょうき)と呼ばれ、日本では古くから、また今日でも一般的に日の丸(ひのまる)と呼ばれる旗
ニュージーランドの国旗
青地に左上にユニオンジャックを配し、白く縁取られた四つの赤い星からなる南十字星を表している。
ネパールの国旗
世界で唯一矩形ではない国旗である。
国旗の真紅は、ネパールの国花であるシャクナゲの色であり、ネパールのナショナルカラーでもある。また、赤は国民の勇敢さを、縁取りの青は平和を、それぞれ意味している。2つの三角形はヒマラヤの山並みを象るとともに二大宗教であるヒンドゥー教と仏教を意味しており、月と太陽はこの国が月や太陽と同じように持続し発展するようにという願いが込められている。
ノルウェーの国旗
赤地に白の縁取りがなされたインディゴブルーのスカンディナヴィア十字が描かれた旗
は行
バーレーンの国旗
赤は伝統的にペルシャ湾各国で使用されている色で、竿側に白を使用。赤と白は頂点が5つあるジグザグ線で分けられる。5つの頂点はイスラム教の五行を表している。
ハイチの国旗
宗主国であるフランスに対する蜂起の際にトリコロールの白色部分を取り除いたものを旗印に使用したのが始まりである。
パキスタンの国旗
緑はイスラム教を象徴する色で、竿側に白を使用する。この白はイスラム教徒以外の少数派の存在を示している。また中央には進歩を示す三日月と、光と知識を示す星があしらわれている
バチカンの国旗
長方形ではなく正方形。紋章は金と銀の鍵(聖ペテロに与えられた「天国の鍵」)、および教皇冠がデザインされている。
パナマの国旗
当時の政治情勢を象徴し、青と赤はコロンビア保守党(保守派)とコロンビア自由党(共和派)を表し、白は平和を表している。青い星はこの国の生活の純粋さと誠実さを表し、赤い星はこの国の権威と法律を表しているとされる。
バヌアツの国旗
緑は国土の豊かさ、赤は猪と人間の血および太陽、黒はメラネシア人をそれぞれ象徴している。
バハマの国旗
左側の黒い三角形は、アフリカに由来を持つバハマ国民30万人の団結を意味する。右側の二本の青い帯は大西洋とカリブ海を意味する。右中央の黄金の帯は、大西洋とカリブ海に囲まれた陸地、すなわちバハマの島々を意味する。
パプアニューギニアの国旗
赤地部分には国鳥であるアカカザリフウチョウのシルエットが描かれ、黒地部分には南十字星が描かれている。
赤と黒は長年パプアニューギニアの民族の伝統色であると同時に、赤・黒・黄の組み合わせはパプアニューギニアを1918年まで支配したドイツ帝国の旗の色である。
パラオの国旗
黄金色の円は月を表し、パラオ人の機が熟し独立国となったことを表す。また月はパラオの人々にとって収穫や自然の循環、年中行事に重要な役割を果たしている。明るい青はパラオが広大な太平洋に位置することとともに、過去の異国の統治による影からの脱出を表す
パラグアイの国旗
表面の中央部には国章が、裏面の中央部はライオンと自由の帽子、「平和と正義」と記したリボンを配置した国庫証印がある
バルバドスの国旗
左右の青色はカリブ海、大西洋、空、金色は砂浜を表している。中央の金色地の部分には、三叉戟(三叉の矛)があしらわれており、独立前のバルバドスの記章に描かれていた海の支配者であるブリタニア像が持っていた矛が元になっている。折れた柄は植民地時代からの決別を、三叉はそれぞれ「民主主義」「政府議会」「民衆」を意味している。矛は海の神ポセイドン(ネプチューン)のシンボルでもあり、バルバドスにとっての海の重要性を表している
パレスチナの国旗
アラブ反乱の旗に基づく意匠の旗であり、現在はパレスチナ人およびパレスチナ国家を代表するものとして世界各地で使われ、パレスチナ自治政府の旗としても制定されている。
ハンガリーの国旗
赤は血、白は純潔、緑は希望を表す。
バングラデシュの国旗
緑の地に、中央からやや旗竿寄りに赤い円が描かれている。赤い円は昇りゆく太陽を表し、地の緑色は豊かな大地を表す。また、赤い色は独立戦争で死んだ者の血も表している。
東ティモールの国旗
黄色の三角形は「東ティモール史に残る植民地主義の跡」を表し、黒の三角形は「乗り越えなければならない反啓蒙主義」を示す。赤地は「国民の解放への苦闘」を表し、星は「道を示す光」、白は平和を表すとされている。
フィジーの国旗
他のイギリス植民地だった国々同様、ユニオンジャックを左上に配している。基本の青のブルー・エンサインは実際には政府旗であり、一般の国旗として使用されるのは、水色地の旗である。
フィリピンの国旗
白は平等と友愛を、青は平和、真実と正義を、赤は勇気と愛国心を象徴し、黄色い太陽は自由を意味している。
3つの星は主な島を象徴している。太陽から伸びる8本の光条は、フィリピン独立革命の際、最初に武器を取ったルソン島所在の8州を表している。
フィンランドの国旗
白地にキリスト教を反映しているとされる青のスカンディナヴィア十字を描いた旗
ブータンの国旗
ブータンがチベット語の方言で「龍の地」として知られていることを暗示している。龍の爪についているのは宝石で、富を象徴している。龍が白色なのは純粋さと忠誠心を表しているからである。背景は2つの色に分けられており、それぞれ世俗の君主政治(黄色)と仏教(オレンジ)を象徴している。
ブラジルの国旗
非公式ながら緑色は森林を、黄色は金と鉱物資源を象徴していると解釈されることが多い。
中央の円は共和政が樹立された日の朝に見えるリオデジャネイロの空を表している。
フランスの国旗
大革命期の1789年に創設されたばかりのパリ市民軍の標章「青・赤」にラファイエット(バイイ)がさらに「白」を加え誕生したとするのが通説である。 【青は自由、白は平等、赤は友愛を表す】と解するのは俗説
ブルガリアの国旗
白は「平和」「自由」「純潔」「国民の友好」。緑は「農業」「森林」「豊かさ」。赤は「軍隊の勇気」「闘争」「愛国心」
ブルキナファソの国旗
赤は社会主義、緑は農業を象徴し、星は革命を導くとされている。
ブルネイの国旗
黄色は伝統的に王家を象徴する色であり、斜めにかけられた帯の白と黒は、ブルネイの2人のワジール(大臣、地方長官)を象徴している。
中央に配置されたブルネイの国章は、イスラム教を象徴する三日月と、ブルネイ王室を表す傘、片翼4つからなり正義・平穏・繁栄・平和を表す翼、政府の福祉・平和・繁栄を象徴する両手などを組み合わせた意匠である。
ブルンジの国旗
緑は希望、白は純潔、赤は独立への苦闘を示している。中央の3つの六芒星は、ブルンジの3つの主要な民族、フツ族、トワ族、ツチ族を示す。この三つ星は、同時に国のモットーである「統一、労働、進歩」を表す。
ベトナムの国旗
社会主義国における国家の象徴を模したものとなっており、ベトナム民主共和国(北ベトナム)の国旗を引き続き使用している。
ベナンの国旗
緑は希望を、黄色は富を、赤は勇気を表すとされている。
ベネズエラの国旗
黄色は国の豊かさを表し、赤は国民の血と勇気を表し、青はスペインとベネズエラを隔たらせている水を表す。
ベラルーシの国旗
国民投票で承認されたデザインを基にしている。
ベリーズの国旗
世界で唯一人間が描かれている
ペルーの国旗
赤は勇気と愛国心を、白は平和と名誉を象徴する。
ベルギーの国旗
三色は、黒地に赤い爪や赤い舌を出している黄色いライオンというブラバント公の紋章にちなんでいる。
ポーランドの国旗
白は共和国の尊厳を、赤は自由を表すものと意味が変わり、現在に至っている。
ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗
黄色の三角形は国土の形を図案化したものであり、三角形の3つの辺はこの国を構成する民族のムスリム、セルビア、クロアチアを表象しているとも言われている。
ボツワナの国旗
水色は水、特に雨を表す。この雨はボツワナの国章にあるツワナ語のモットー「プラ(Pula)」=「雨よ降れ」から来ている。白と黒の線は人種の融合と国章にもあるシマウマを示す。
ボリビアの国旗
それぞれ動物の王、鉱物の王、植物の王を意味する。
ポルトガルの国旗
一説に、緑は希望や誠実を、赤は共和国成立の革命を表すとされる。
また、緑は希望と誠実さを表すとともに勇敢なるアヴィス騎士団のシンボルカラーであり、赤は大航海時代、新しい発見や未知なる大地を目指し、大洋と闘った輝けるポルトガル人の先人たちの犠牲の血を表しているとする説もある。
ホンジュラスの国旗
青は太平洋とカリブ海、白は国の統一と平和を表す。中央の五星は中央アメリカ連邦再統一への希望を表している
ま行
マーシャル諸島の国旗
国旗のデザインはマーシャル諸島の地理的位置を示している。
白とオレンジ色の斜線は赤道を示すとともに、国が次第に発展していくことを表現している。青地は太平洋を示し、白の太陽は赤道から少し北に位置するマーシャル諸島を示している。また白とオレンジ色はマーシャル諸島の2つの島の列を表すとともに、勇気と平和を象徴している。太陽の24本の光は、24の地区を表している。太陽の光のうち4本が長いことでキリスト教の十字架を示している。
マケドニアの国旗
太陽と光線は、マケドニアの国歌『今日、マケドニアの上に』で歌われる、マケドニアの頭上に生まれた「新しい自由の太陽」を表す。
赤色と黄色は、マケドニアの伝統的な紋章に中世末期以来用いられてきた赤地に金色のライオンに由来するもので、マケドニアを象徴する色である。
マダガスカルの国旗
国民投票によって決められた。
マラウイの国旗
太陽は日の出を、アフリカ大陸の希望と自由の夜明けを表し、また黒はアフリカの国民を、赤は自由のための殉教者を、緑はマラウイの自然を表す。
マリの国旗
マリ連邦で用いられていた国旗から中央の人形の紋章を除いたデザインでもある。
マルタの国旗
独立時に制定される際、第二次世界大戦中のマルタ国民の勇敢な行動に対してイギリスより贈られたジョージ・クロスが左上部分に取り入れられた。
マレーシアの国旗
イスラム教の象徴である月と星を、赤と白の線はマレーシアにある13の州と、首都のクアラルンプールを含めた連邦直轄地域を表している。
ミクロネシア連邦の国旗
水色地は太平洋を象徴し、白の4個の星はこの国の主要な諸島を象徴している。
南アフリカ共和国の国旗
赤は過去の対立の中で流された血、青は空と二つの海、緑は南アフリカで欠かせない農場と自然、黄は南アフリカで産出される金に代表される天然資源、黒は南アフリカの黒人の国民、と同時に他のアフリカ諸国とのつながり、白は南アフリカの白人の国民、と同時に平和を、それぞれ示していると言われている。
南オセチアの国旗
白は知恵、知的生活、道徳の清潔さを、赤は軍人の勇気を、黄色は人々の幸せ、富、繁栄を象徴している。
南スーダンの国旗
黒は南スーダンの民(黒人)、白は平和、赤は自由のために流された血、緑は国土、青はナイル川の水、金色(黄色)の星はベツレヘムの星で南スーダンの団結を象徴している。
ミャンマーの国旗
黄色は国民の団結、緑は平和と豊かな自然環境、赤は勇気と決断力を象徴し、三色の帯にまたがる白星はミャンマーが地理的・民族的に一体化する意義を示している。
メキシコの国旗
緑は「民族の運命における国民の希望」、白は「カトリックや宗教的な純粋さ」、赤は「国に殉じた愛国者の血」を表しているという。中央の国章はアステカの首都(現在のメキシコシティ)の創設を示している。
モーリシャスの国旗
赤は自由と独立の為の戦い、青はインド洋、黄は独立による新たな光、緑はモーリシャスの一年を通した農業の色を表す
モーリタニアの国旗
三日月と星はこの国の主要な宗教であるイスラム教のシンボルである。緑はイスラム教を象徴し、黄色はサハラ砂漠の砂を表している。国土の大半を占めるサハラ砂漠を緑化したいという強い希望を示している。
モザンビークの国旗
緑は国土の豊かさを示し、黒はアフリカ大陸を示す。黄は豊かな鉱物資源を、白は平和を、赤は独立への苦闘を象徴している。
紋章は黄色の星が国民の連帯と社会主義思想を示し、AK-47(銃)は独立への苦闘、鍬は農業と農民、本は教育を示す。
モナコの国旗
インドネシアの国旗とデザインは同一だが、縦横の比率が異なる
モルディブの国旗
赤は過去、現在、未来に亘る国民の英雄の勇気を示し、血の最後の一滴まで国に捧げると言う意味がある。中央の緑の四角形は、伝統的に命の源であったココヤシの木を表している。イスラム教の象徴である三日月があしらわれている。
モルドバの国旗
歴史・文化共にルーマニアと強い結びつきがあり、かつて部分的には両国が統合していた時代もある。現在の国旗のデザインもルーマニアの国旗とよく似ている
モロッコの国旗
深紅の色で預言者ムハンマドを象徴しており、緑の五芒星「スレイマン(ソロモン)の印章」が表されている。
モンゴルの国旗
それぞれの図形は上から、火・地球・水・太陽・月・陰陽をあらわしている。
モンテネグロの国旗
国章の中心にあるのはヴェネツィア共和国のシンボルである聖マルコのライオンである。現在のモンテネグロの都市は1797年までヴェネツィア共和国に属していた。
や行
ヨルダンの国旗
これらの帯はそれぞれ、アッバース朝、ウマイヤ朝、ファーティマ朝を表す。赤の三角形は、現在の王室であるハーシム家及びアラブのレジスタンスを表す。
ら行
ラオスの国旗
赤は独立闘争で流された血の色を、青は国の豊かさを象徴しているとされる。中央の白丸はメコン川に昇る月を表し、共産主義による国の統一を象徴している。
ラトビアの国旗
あるラトビア兵士が瀕死の負傷を受け、白い布にくるまれた際、その布の両端が血で赤く染まった。この布が旗印として使われたという伝統から。
リトアニアの国旗
ヨーロッパの国であるが、偶然アフリカ系の色が用いられている。
リビアの国旗
赤、黒、緑、白の配色はそれぞれ力、イスラムの戦い、緑地へのあこがれ、国民の行為を表している。
リヒテンシュタインの国旗
青が空を、赤は炉の火を表すとされ、旗竿側の冠の紋章は人民と統治者が一体であることを表している
リベリアの国旗
11本の紅白の縞はリベリア独立宣言の11人の署名者を示し、紅白の色は勇気と高いモラルを示す。青い四角はアフリカ大陸を表し、その中の白い星は元奴隷に与えられた自由を示す。
ルーマニアの国旗
青は空、黄は鉱物・穀物、赤は国民の勇気・独立闘争を表すという。またそれぞれの色で地域を表したともいう。
ルクセンブルクの国旗
同じくベネルクスに属するオランダの国旗と似たデザインだが、オランダは濃い青を使用するのに比べ、ルクセンブルクは明るい水色と法律で規定された。
ルワンダの国旗
緑、黄色、水色はそれぞれ、平和、繁栄への希望、国民を表す。右上には24本の光の太陽がデザインされている。
レソトの国旗
白は平和を表し、水色は雨、緑は繁栄を象徴していた過去があり、独立時の国旗にあったソト人の帽子が再びあしらわれたものが採用されているが、国旗変更は議論の的にはなっていた
レバノンの国旗
中央には旧約聖書に記述があることなどで知られているレバノンスギが描かれている。
ロシアの国旗
青いケープをまとい銀色の鎧を着て白馬に乗った聖ゲオルギウスが赤い野を駆けて竜を退治している図柄という説がある
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