#53【中学校社会科 歴史ノート】江戸時代 産業

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こんにちは

てぃ~ちゃ~Mです

今回は#53【中学校社会科 歴史】江戸時代の産業を紹介します

▼今回の動画はこちら▼

もくじ

まとめ(ノート用)コピペどーぞ(^_^)

農業の進歩

新田開発・・・開墾、用水路、干拓、治水

農具の改良・・・備中ぐわ、千歯こき、千石どおし、唐箕(とうみ)

肥料・・・金肥の使用~干鰯や油かす

商品作物・・・麻、綿花、紅花、藍

林業・・・建築資材、燃料、さまざまな道具作り

漁業・・・網の改良(麻→綿糸)、イワシ漁→干鰯、クジラ、カツオ、塩など

鉱業・・・佐渡金山、石見銀山、生野銀山、足尾銅山など

手工業・・・しょうゆ(千葉県)、酒(兵庫県)、漆器(石川県、福島県)、紙(福井県や岐阜県)

交通の発達

五街道・・・東海道。中山道。甲州街道。日光街道。奥州街道

宿場、飛脚、関所

海路・・・西廻り航路(東北→大阪)、東廻り航路(東北→江戸)

江戸と大阪の間・・・・菱垣廻船や樽廻船

勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)

▼歴史記事▼

本記事の内容: 江戸時代の人々がどのような仕事をしていたのかがわかる

入試でもよく出る江戸時代

時代の概要と人物と政策と文化と順番を理解していればテストも怖くありません

今の世の中では使われることがかなり減ってしまったもの

木材

この木材は昔はいろいろな場面でよく使われました

小学校の社会を知っている人ならば「徳川吉宗」という人物を知っているでしょう

吉宗が将軍になる前は和歌山(紀州)の徳川一門でした

ですが、将軍を誰にしようかとなったときに力を持っていたのが盛んな林業でした

昔は木材はいたるところで使われていました

その木材が産業の発展には欠かせませんでした

産業を見ていくためには林業から知ったほうがわかりやすいです

林業

建物

計画的な城下町はもちろん建築資材になる木をうまく使わなければなりません

都市計画に基づく伐採と植林から林業の発展がありました

大きい、重たいものを運ぶのは水運が必要です

水運の利用には運河が必要で、城は川の近くの便利なところに建てるほうが良い

城下町も川を利用し、モノの行き来が行われることで経済が活発になります

モノが動かないとお金も動きませんからね

家臣団の屋敷、町屋など町づくりには大量の木材が必要

町を作っていくためには絶対的に木材が必要でした

その他木材がどんなところに使われたか・・・

鉱山開発

前回、徳川綱吉の説明で出てきたのが、金銀の産出が減ったこと。でも鉱山開発は維持、拡大されている

そんな鉱山開発にも大量の木材が必要です

例えば、坑道という言葉をご存じでしょうか?トンネルのことですが

山を掘って採掘する仕事には、掘ったトンネルが崩れてしまうことが多くあります

そのトンネルを補強するために木の柱で支え、板を壁にすることでトンネル内が崩れるのを防いでいます

また、掘り出した鉱石は不純物が混じっていることもあります

それらの鉱石を純粋な鉱物にするためには溶かしてます

それを精錬といいますが、鉱物を溶かすためには高温が必要ですが

その高温を得るために木炭を使いました

木炭の原料は木ですね

鉱山が開発されるということは付近に町ができるということ

そこの建物にも木材は必要になります

そして、日常生活も木炭が必要です

今のようにスイッチ一つで火が付くわけではありません

料理にも炭や木が使われました

漁業

漁業にも必要です。船を作るのに当然必要ですし、江戸時代から魚が畑の肥料として使われるようになり(干鰯)魚の需要が増えます

そういった魚の入れ物用の桶(おけ)なんかももちろん木でできています

農業

この頃の農業でも木材は使われています

急激な人口増加に伴いコメを増やす必要が出てきました

農地の大開発ですね

例えば、干拓などで土地を広げる場合

水をせき止めないといけません。その堤防工事にも木が使われます

このように、木材は様々な産業の土台になる大切な産業だったのです

農業

先ほども書きましたが、17C初めと18Cはじめを比べると米の耕作面積は2倍近くに増えています

人口の増加によるコメ不足から生産の拡大が行われていきます

新しい田んぼを開発すると書いて「新田開発」といいます

新しく土地を切り開いて田んぼにしたり、干拓をすることで耕作面積を増やしていきました

その他、農具が改良、発明や肥料が使用されたことで農業の効率もアップします

農具・・・備中ぐわ。千歯こき。千石どおし

肥料・・・いわしを干した肥料の干鰯(ほしか)が使われるようになる。干鰯は商品作物の(主に綿花の)栽培に使われました。これらはお金を払って購入する肥料なので金肥といいます

商品作物・・・主に売る目的で作る作物

あまったものを売るのではなく、もともと売る目的で作物を作る人も多くなっていった

麻や綿花、紅花や藍などの染料(染物の原料)などがよく作られた

漁業

イワシ漁→干鰯→綿花の肥料

網の改良がされ、麻から綿糸へと変化していき、より細く強い網ができるようになった

その他、くじらやカツオなどもよく捕られていた

クジラは肉としても食べられるし、油は害虫対策として畑にまかれた。骨は装飾品にも使われた

北海道・・・さけ、にしん

瀬戸内海・・・塩(塩田)

鉱業

金山・・・佐渡(新潟県)

銀山・・・石見(島根県)。生野(兵庫県)

銅山・・・足尾(栃木県)。別子(愛媛県)

その他の産業

酒造~伊丹、灘

しょうゆ~野田(キッコーマンで有名です)。銚子(千葉県)

漆器~輪島、会津

紙~越前(福井県)美濃(岐阜県)

磁器・・・金沢(石川県)。有田(佐賀県)

交通の発達

陸路

江戸時代には人の行き来も盛んになってくる

情報や物も同じだ

あちこちから大名も参勤交代のためにやってくる

道がしっかりと整備されるということは、モノが安全に早く運ばれやすくなっていくということです

様々な人たちが旅の途中で泊まるのが宿場

通信技術は手紙ぐらいです。早く届けてくれるのが「飛脚」ですね

関所を整えて悪い人が入ってこないかも見ていました

そのころの日本には大きな道が整備されました

それが五街道です

東海道。中山道。甲州街道。日光街道。奥州街道

海路

西廻り航路~大阪に年貢米を届ける

東廻り航路~江戸に年貢米を届ける

江戸―大阪の航路・・・江戸に商品を送る

菱垣廻船や樽廻船などがある

問題

頻出問題①

鰯(いわし)を干して乾燥させた後に固めて作った肥料のことを何というか。漢字二字で答えなさい

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/21/post-1452/

頻出問題②

江戸時代、年貢増収策として、幕府・諸藩は積極的に奨励した、原野・山林などに新しく耕地を開発したことを何というか。漢字4字で答えなさい。

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/21/post-1455/

頻出問題③

五街道を以下の選択肢からすべて選びなさい

【 東海道 北海道 中山道 甲州街道 阪和道 日光街道 奥州街道 】

答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2020/01/21/post-1458/

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