こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#89【中学校社会科 歴史】「冷戦の終結と世界の様子」を紹介します
もくじ
ノート用まとめ
アフガニスタン
冷戦の影響→ソ連の軍事介入→泥沼化→ゴルバチョフ書記長→ソ連軍撤退(1989年)
ソ連の解体
ペレストロイカ~民主主義へ再構築
1989年~ドイツにてベルリンの壁撤去
1989年~アメリカとソ連でマルタ会談・・・冷戦の終結
1991年~ソ連の解体(CIS結成)
EU
1993年~ヨーロッパ連合が結成(EU)
共通通貨「ユーロ」
中国
1970年代の後半、農業、工業、科学技術、国防の「四つの現代化」
1989年~天安門事件
中国は社会主義体制の下で市場経済を導入する政策をすすめ「世界の工場」「世界の市場」
その他の地域
1991年~湾岸戦争・・・イラクがクウェートに侵攻したことをきっかけ
2001年のアメリカで同時多発テロ(9.11)
2003年~イラク戦争・・・フセイン政権崩壊
勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)
▼歴史記事▼
本記事の内容:中学社会の歴史のラストまとめ「冷戦の終結と国際社会の様子」について
ソ連の崩壊
冷戦の終結
ソ連の崩壊までだが、なぜソビエト連邦が成立しなくなっていくのか?
きっかけがある
それが、アフガニスタンへのソ連の侵攻
ソ連は、共産主義の維持とイスラームの広がりを警戒してアフガニスタンへ軍隊を送る
そこに反ソ連の組織が抵抗することになる。これらの組織が後のアルカイダやタリバンと呼ばれる、今だとテロの組織で名前が通っていると思う
ですが、アメリカはアルカイダやタリバンに極秘で武器の提供を行っていたようで、ややこしいですね
この、ソ連のアフガニスタンへの侵攻を世界が批判します
国外からの批判と国内でも政治や経済の改革に取り組んだがうまくいかず、1985年3月にソビエト連邦共産党書記長に就任した「ゴルバチョフ」が指揮していく
ゴルバチョフ書記長は内政では停滞していたソ連の政治経済の抜本的改革を目指しペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)を行う
外交では民主化革命を支持し冷戦を終結させた。
ペレストロイカとは民主主義への再構築といういみですすめられた改革運動
グラスノスチとは日本語では情報公開でいいが、理由が「チェルノブイリの原発事故」(1986年)この事故の詳細が国のトップのゴルバチョフのもとに全然届いていなかったことで、情報の自由化、民主化が取り組まれた
冷戦の終結を宣言したアメリカとソ連による会談が「マルタ会談」(1989年)
マルタ共和国で行われた冷戦の終結を宣言した話し合い
その冷戦が終わったという象徴が「ベルリンの壁」の撤去である
ベルリンの壁は、ドイツを西と東、資本主義と社会主義に分けている冷戦の象徴であったが、その壁が1989年に撤去された(翌年の1990年に東西ドイツの統一)
ソ連解体
1991年にゴルバチョフの部下が政権奪取(クーデター)を起こしたことにより、周辺の国々と連邦制を維持しようとしていた条約が結べずソ連の解体につながった
ソビエト社会主義共和国連邦としては解体されたが、ソ連を構成していた国々で再び「独立国家共同体」(CIS)というかたちでロシア連邦を中心とするまとまりになった
(参考:▲【中学校社会科 地理ノート】ロシア▲)
EU
ヨーロッパでは1993年に経済や通貨の統合、政治面においてもまとまりをもつ「ヨーロッパ連合」が結成された(EU)
共通通貨として「ユーロ」を導入している
中国
1970年代の後半、農業、工業、科学技術、国防の「四つの現代化」をかかげて国内外の改革に取り組み、中国経済は沿岸部を中心に発展していく。
1989年には学生や市民が民主化運動を進めることを、軍隊が鎮圧する事件もあり(天安門事件)、中国政府を内外から批判する声も大きくなった
だが、中国は社会主義体制の下で市場経済を導入する政策をすすめ、今や「世界の工場」とも呼ばれるようになっている
だが、香港の市民などからは根強く中国政府の方針や政策には反対する声が出ている
(参考:▲【中学校社会科 地理ノート】中国▲)
地域紛争
中東では、イラン・イラク戦争ののち、イラクがクウェートに侵攻したことをきっかけに1991年に、「湾岸戦争」が起こっています
湾岸戦争では、国連の決定でイラクに武力制裁を行って、イラクをクウェートから撤退させました
ですが、これらが火種となって2003年にはアメリカとイギリスによるイラク攻撃が行われ「イラク戦争」が起こり、イラクのフセイン政権を崩壊させました
イスラエルとパレスチナ、アフリカでの地域紛争・・・
2001年のアメリカで同時多発テロ・・・
各国の核兵器開発・・・
まとめ
世界では一体化が進んでいます
グローバル化(地球規模化)と情報化によって
金融関係では世界のあちこちのお金が動き回り、多国籍企業なども国内外問わず大きく仕事をしています
大きい会社だけではなく、個人でも世界とつながり、世界に情報を発信できる社会になっています
生活・働き方、生き方はこれからもっと大きく変わっていくでしょう
一方、自然破壊も進んでいます
森林伐採、温暖化、砂漠化・・・
社会問題もあります
人口爆発、食料問題、少子高齢化、差別、人権・・・
様々な問題に直面する現代ですが、あなたが何にどう取り組んでいくかが重要になってきます
そんな時に、歴史は少し教えてくれます
過去を学び、過去を知ることで、今への影響が少しわかります
他国の文化や歴史を理解することで、他社への理解につながります
今の積み重ねが未来を作るのは確かですが
その今をどんな「今」にするかはその時の判断によります
正しく、強い判断を「今」できるようになり
その正しく強い「今」を積み重ねていくことで
あなたの素晴らしい「未来」につながってほしいです
最後までご覧いただきましてありがとうございました
問題
頻出問題①
ドイツ分断の象徴であり、かつ東西冷戦の象徴でもあった壁。1989年の東欧革命にともなう東ドイツ国内の混乱のなか、東ドイツ政府の発表から、国境検問所が無効になり、やがて壁そのものが撤去された。
この壁はドイツの何という都市にあった壁か答えなさい
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/08/03/post-2479/
頻出問題②
ソ連崩壊時に、ソビエト社会主義共和国連邦を構成していた15か国のうちバルト三国を除く12か国(発足当初は10か国)によって結成されたゆるやかな国家連合体をアルファベット3字でどう表すか以下から選び答えなさい
【 CSI CIS ILO GDP 】
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/08/03/post-2482/
頻出問題③
44年間続いた東西冷戦が終結した、アメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦の首脳会談を、会談が行われた国名をとって何会談というか答えなさい。
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