こんにちは
てぃ~ちゃ~Mです
今回は#7 【中学校社会科 公民】 自由権を紹介します
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もくじ
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〇自由権・・・自由に生きるための権利。
人間として生きていくために、自由に考え行動することを保障する権利
①精神の自由~
思想および良心の自由(憲法19条)。信教の自由(20条)。
集会、結社、表現の自由、通信の秘密(21条)。学問の自由(23条)
②身体の自由~
奴隷的拘束および苦役からの自由(18条)。法定手続きの保障(31条)。
逮捕、拘禁などに対する保障(33、34、35条)。
刑事手続きの保障(36,37,38条)
③経済活動の自由~(「公共の福祉」のために法律で制限)
居住・移転及び職業選択の自由(22条)。財産権の保障(29条)
勉強復習、予習、テスト勉強などの参考にどうぞ(^_^)
▼公民記事▼
本記事の内容:自由に生きるための権利
- 自由権とは
- 精神の自由
- 身体の自由
- 経済活動の自由
自由権
自由権とは、自由に生きるための権利。
人間として生きていくために、自由に考え行動することを保障する権利
親がお風呂屋さんだから子どももお風呂屋さんにならなければいけないか?
そんなことはない
親が教師だから、自分も教師にならなければならないか?
そんなことはない
なりたいものになれるし、やりたいことをやれる。だけどそこには決まりもある。
自由権ですが
大きく分けると3つに分類できる自由権
- 精神の自由
- 身体の自由
- 経済活動に自由
一つずつ確認しましょう
精神の自由
国民の意見を政治に反映するうえで、民主政治にはやっぱり必要
言いたいことを言えるという事
考えたいことを考えるという事
信じるものを信じたいという事
それらは誰かに強制されるべきものではない
自分で考え、自分で感じ、自分で決定するものである
そして、そういうことを保障している。憲法で
- 1、思想および良心の自由(憲法19条)
- 2、信教の自由(20条)
- 3、集会。結社、表現の自由、通信の秘密(21条)
- 4、学問の自由(23条)
自由の裏には守らなければならないものもある
他者のプライバシーや社会を混乱させる恐れのあることを、自由だからといってやっては言ってはいけない。
だから、他者への人権や当たり前のことは配慮しないといけない
身体の自由
例えば、容疑者というだけで犯人ではありません。容疑者だからと殴られては困ります。
世の中には「冤罪」(えんざい)と言う言葉があります
「冤罪」とは、やってもいないのにやったことにさせられること。罪がないのに罰を受けるという事。
納得いきませんよね
だから
- 奴隷的拘束および苦役からの自由(18条)
- 法定手続きの保障(31条)~法律によらなければ刑罰を受けない
- 逮捕、拘禁などに対する保障(33、34、35条)
令状によらなければ逮捕、捜索、押収などされない
弁護人に依頼する権利
- 刑事手続きの保障(36,37,38条)
拷問、残虐な刑罰の禁止
公開裁判の保障
自白の強要の禁止。自白のみでは有罪にならない。
人は、人によって裁かれるのではなく、法によって裁かれる
「私刑」はダメと言うことです
経済活動の自由
好きな仕事をし、好きな場所で働きたいですよね
大丈夫です。保障されています
- 居住・移転及び職業選択の自由(22条)
- 財産権の保障(29条)
だけど、例えば、職業選択の自由があるが、
選択する自由があるといって誰でも医師になれるかと言うと無理だ。医者になるには免許がいる
お金儲けは自由だと言って、大企業が大型のスーパーをどこでも作ってしまうと、近隣の商店が困ることがある。
どれがよくてどれがダメなのか?
基準になるのが「みんなの迷惑」
みんなのためになることでも困る人がたくさん出てくる可能性があるとそれは「みんなの迷惑」ということ
いくら自由な世の中だからと言って「みんなの迷惑」になる行為や発言はダメだ。
「みんなのために」を言い換えた言葉が
「公共の福祉」だ
あと
みんなのためになることであっても、誰かが不利益を受けてはだめだ。
自分が何らかの不利益を受ける場合にはそれ相応の保障が受けられる
財産権の保障である
頻出問題①
以下の文章「憲法21条」の空欄に当てはまる語句を以下から答えなさい
集会、結社、○○の自由、通信の秘密
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/11/15/post-701/
頻出問題②
刑事手続きの保障において以下の空欄に当てはまる語句を答えなさい
○○裁判の保障
答えhttp://teacherceo-masajirusi.com/2019/11/15/post-704/
頻出問題③
以下の「 」部を表す適切な語句を漢字二字で答えなさい
【○○の福祉】
職業選択の自由は憲法で保障されているが、免許や資格が必要な職業もある。これは「みんなの生活や命を守るため」であり、自由が制限されている。
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