授業が面白くないは教師失格!これからの学校授業のあり方【学習の格差】

雑記

こんにちは

てぃーちゃーMです

学校休業延長の連絡と市区町村への要請を出した2020年4月のことですが公立中学校と私立中学校の違いに気づきました

学校再開を早期に考えている進めている自治体もある中、緊急事態宣言が延長され学業に不安を覚える人がとても増えています

あなたもそうではないでしょうか?私もおなじですが、公立学校が私立中学校の基準に追いつくのにはおそらく数年かかるでしょう

何を言いたいかというと

学習の格差が開きすぎているという事です

学習の格差

私立中学校は朝の学活(ホームルーム)から授業までオンラインで展開しているところがあるのに対して、公立中学校のいくつかの親に聞いてみると、公立中学校の先生からの連絡は毎日あるわけではなく,休業が始まった3月ごろから数えても3回も無いとのこと

家庭訪問も1度もないと言っていた。

そもそも「外出の自粛要請が出ているから」と思うかもしれません。仮に訪問できたとしても、もちろん感染の恐れもあるので長時間の訪問は避けるべきだし、訪問しても玄関での話もできるだけ距離を空け手短に済ますべきだ

でも、連絡も訪問も何もないと生徒たちや保護者にとってどうでしょうか?

コロナだから仕方がないで済ませていいですか?

生徒や保護者とコンタクトを取る方法はいくらでもあります

何のためにICTを取り入れて体制を整えるお金を使っているのでしょうか?

教師としても、教師の自覚や生徒の担任、専門・プロとしての責任は持っているのでしょうか?

出勤の自粛もあるかもしれません、テレワークで勤務する会社がある中、メールやライン、電話など何かしらで安否確認、学習進捗の確認もしようと思えばできます

片や、私学は、配送と言う形で学習資料を配達し、オンラインでの授業も進めて参加確認の体制も取られている

公立でも取り組んでいるところはある、だが、そういった学校は中高一貫校など数校に限られている。末端の一般多数の学校では子供は放置の状態になっている

これが経済格差からくる学習格差なのでしょうか?

「いや、公立学校も教育委員会もオンライン授業という形で動画を始めているじゃないか」

という声もあるかもしれない

でも、私の周りだけかもしれないが聞いてみると「そんなの子供が見るわけない。ゲームばっかりやっている」とのことでした

オンライン授業はあくまでも配信者側の強烈な、勝手な一方通行です

テレビのチャンネルと同じで、興味のある人だけが見に来て、興味のない・見る気のない人は一切見に来ません。(中学生は教育番組よりドラマやバラエティを見ます)

私学はパスワード、出欠確認をやっているところはきちんとしています

離れていても生徒への対応、管理体制を整えていこうとして実際取り組んでいるという事です。

「私立学校はお金がかかるからそれぐらいやっていて当たり前だよ。だから公立学校は仕方がないでしょ」

と思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?

「別に、きちんとした授業が展開できなくてもやれることはやっている」と反論があるかもしれません

だからこそ、今後の授業と言うものをしっかりと考えていかなければならないのです

これからの学校授業

現状

現在、学習資料は訪問日を使って各生徒に持ち帰らしたり、宅配ポストや家の前に置いたりしてして届けられていることでしょう

学習資料や宿題を見ていると主に復習関係でした。もちろん、新しい学年になってこれから学習するところを生徒に「自分たちで先に学びなさい」と言うのは酷な話です。ですが、教科の内容などは少しは見ている、触れていることでしょう(これはあくまでも子供たちを期待しての発言です)

授業時間の確保に関してはトップが決めて、夏休み、冬休みなどの長期休業を返上して授業をするかもしれません。入学や卒業時期がずれるかもしれません(四季折々の変化がある日本では難しいかもしれませんが・・・)

ですが、これらはあくまでも枠組みを整えているだけです

授業時間の時数は学習指導要領で決められています。その基準に従って授業時間数をどう確保するかをトップは決めているだけで、授業内容までは考えていません。

例えば、時間がないからと、「本来別々で取り組む「人類の進化」と「時代や西暦などの区切り」を一緒にした授業を展開しなさい」という教科の具体的な内容は降りてこないのです。

ということは各学校の各教師の裁量という事になりますね

仮に、○○休みなどの長期休業を返上して授業を詰め込んだとしても、やっぱり時間数でいうとカツカツの時間でやっていかなければなりません。各教師の授業スタイルは今までと変わらず、日時だけが詰め詰めになって、生徒は前もって授業の内容を把握している。

この状態が何を生み出すか?

内容を知っている、学んでいる生徒が授業に集中できないという事が考えられます

入学や卒業時期が変わらないのであれば、入試の時期も同じという事、そうならば、早めに勉強は進めなければならない。という事は、今、休業延長をしている時期でも勉強している子供は勉強を進めているということ(私学はほぼ進学保障しているみたいなものですから世間が休みでも勉強は絶対に進めようとします。だからこそ親も経済的に余裕があれば私立に行かせたがります)。そんな子供たちが、授業が始まってから、すでに学んでいるところを学びなおすことをどう思いますか?

しかも、教師側は早く終わらせて次へ行かなと授業(時間)が間に合わないと急ぎ足の授業になっているとしたら・・・・

オモシロくない授業の上、すでに知っているところを聞くとなると苦痛以外の何でもないでしょう

どうすればいいのか?

教師が考えなければならないポイントがいくつかあります

まとめると

  • おもしろい(生徒を引き付けられる)
  • 時間確保のため単元をまとめる
  • 本来やっている授業の形を変える

おもしろい授業(生徒を引き付けられる)

先ほども書きましたが、内容を知っている生徒に聞いてもらえる授業にするには一番必要なものです。それが面白さ。

ここでいう面白さはピエロ的なものではありません。歴史の授業だからとラップで年表を歌にする必要もなければ、モノマネでもありません

  • 新しい発見
  • 衝撃的な事実
  • 内容の面白さ

この3つです

これから教師が提供しなければならない価値は

授業の内容が、生徒の力だけでは知りえないような専門的な知識を動員して、それを「授業」と言う形で作り上げたサービス

これを提供できるのが教師の仕事です

今までは、価値のない、教科書を読んでいるだけのような授業でも成り立ちました。一応「ただ、やっていればよかった」からです

そして、授業に取り組まない生徒は、「君が悪い」と生徒を悪者にしていればよかったのです

絶対君主の王様教師の圧政ですね

この先も、「聞かない生徒が悪い。だから聞かない生徒は無視して授業をガンガン進めていく」でいいのでしょうか?

時間がないからこそ、しっかりと引き込める授業を作らないといけません

(私も、授業サイトとしていろいろな小話も展開していますので参考にしてください▲歴史 古代文明 メソポタミアの小話▲)

時間確保のため単元をまとめる

長期休業を返上するといっても、授業時間数は足りなくなるでしょう

ですが、「入試さま」はあなたの泣き言は聞いてくれないでしょう

では、少ない授業時間のなか、授業内容を確保するためにはまとめるしかありません

授業時間の調整がうまくいかなかった今までも授業をまとめることができている経験者ならばいいのですが、いままで2つの授業を1つの授業にまとめるなどやったことがないという人は要注意です

はっきり言うと、単純に授業内容を2倍にすると、生徒の頭はパンクします。「今日の授業は何を学んだのかな?」と頭の中に残るのは「?」だけです

だから難しいのです。

仮に「東北地方」と「北海道」を一緒にやってしまうと、絶対にゴッチャになります

かといって、数年前の「ゆとり世代」のように、授業内容を大幅に削減することも勝手にはできません

だとすると、まとめる力がとわれますね

本来やっている授業の形を変える

今回の話の中心はここです

今までの授業スタイルを見直しませんか?ということです

授業の形にはいろいろあります

講義型やサービスラーニング、アクティブラーニングなどなど

今回は講義型の授業スタイルだと限界が来るという事で、例えば、サービスラーニングならどうかと言うと、単純に公共機関や、学校外での学びの制約が時期的にも時間的にも厳しいので難しいです。アクティブラーニングは現状でやることに問題があります

グループ型の授業形態では、学力の差をサポートし合うみたいなことが理想とされますが、それは、授業に前向きに取り組む生徒たちがいるという大前提があっての話です

公立学校にはありがちですが、授業に上手になじめない生徒や、学力差から放棄している生徒などがいる場合は、できる生徒しか取り組まず、グループでは取り組み内容はできているが、取り組んでいない生徒がいたとしても見逃してしまう可能性が出てきます

だから、単純にアクティブラーニングと言っても、現状で、できる学校とできない学校があります

ですが改善はできます

それが「反転授業」です

今回のような長期休業で、先に学ばせておくことが、習慣化までしていればいいのですが、先に学ばせることは後後でも習慣化させることはできます

簡単に説明すると、本来の講義型授業で学ぶ内容の基本部分を、前もって宿題として取り組ませて、学校での授業は応用問題や、基本の理解が難しかった生徒への対応という形で行われる授業です

この授業スタイルの大きなメリットは時間の短縮です

前もって基本を理解させているところでの応用、理解が不十分だった生徒への対応だけなので、教師側の時間も理解が不十分だった生徒に使うことができます

デメリットは、

  • 基本を家で取り組まない生徒は取り組まない
  • 教師側の手間が増えることです

デメリットを解決することを考えると

家で取り組まない生徒へは、学校の放課後などを利用し取り組みを見てあげる時間を作りましょう

家で取り組まないのは、本人の思いだけではなく家庭環境も関係している可能性があります。また、学校で残ってやらされるという事を知らされると家でやってくるようになる可能性も高まります

教師の手間が増えるという事は、基本を取り組ませる課題を用意しないといけないということ

社会科ならば、簡単に解決できます

先に、ノートを取らせてしまえば、予習はできます。ノートを取らせて、わからない言葉の意味は調べてくるようにと伝えて配布すればそれで一応基本は押さえさせることができます

(参考:授業用ノートと解説 地理 歴史 公民 )

まとめ

今回は

公立と私立の学校の学習格差と

これからの学校授業のありかたを紹介しました

オモシロくできるだけまとめるか、授業のスタイルの一新か

どちらにしても、現状維持ではプロとは言えません

プロは常に変化、進化、たゆまぬ努力を続けています

税金という世間様から給料としてお金をもらっているのならば、プロの教師として責務は全うするべきです。

教師は生徒の人生に笑顔を作るお仕事です

授業においても、学校生活においても笑顔を増やせる教師が増えてほしいものですね

最後に

私も少しでも学生の勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので参考にしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】授業ブログ「やさしい社会科授業」

http://teacherceo-masajirusi.com/

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

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