新任の教師が知るべき進路指導の基本【教師が達成すべき3つの目標】

雑記

こんにちは

てぃーちゃーMです

本日は

中学校の新任教師が知っておくべき【進路指導の基本】を紹介します

「進路指導は初めてで不安だ・・・」

「保護者対応はどうすればいい?」

「高校なんてそんなに知らないし・・・」

と新任の頃は進路指導にとても不安を覚えます

ですが

これを知っていれば不安は無くなります

結論から言いますが

教師の目標と生徒の目標は違い

【生徒一人一人の「目標達成」と「満足度」が教師の目標達成度】

になります

ですがもう少し掘り下げると

【教師自身の目標を達成するための3つのこと】があります

それを説明します

教師自身の目標を達成するための3つのこと

  • 生徒の目標達成
  • 生徒の満足
  • 保護者の満足

生徒の目標達成

当たり前ですが、中学生は高校への興味関心が少ない子はとことん知りません

ですが、高校へは基本的には進学させるので高校選択は必要になります

また

近年は、高校でもいくつかのコースがあるので

同じ高校内であっても成績の差で行けるところといけないところが出てきます

そんななかで生徒自身に決定してもらわないとだめなのが進路指導です

生徒が目標を持っていない中で

「行く高校を決めなさい」

ですから無理でしょう

でもやるのです

ではどうするのか?

教師自ら誘導、けん引していってあげます

もちろん自分自身で行きたい高校や、やりたいことがある生徒は

進路指導は成績関係の「可否の可能性」を伝えてあげればいいだけなので楽です

大抵ですが、そういう子は勉強も進んでやっています

高校をあまり意識していない子は

「将来どういった事がしたいのか?」

ということや

今の生徒の現状や日々の行動から

「これが好きそうだな・・・」

「これは得意そうだな・・・」

「これは集中して取り組めるな」

といった得意分野や好みの分野を引き出してあげるのです

ですから日々生徒の観察には気を付けていないといけません

言動を拾っていってあげないといけません

例えば、三者面談で保護者も本人も気づいていなかった生徒の興味関心に気付かせてあげられるかもしれません

それが教師の腕の見せ所でもあります

もちろん無理強いはいけませんし

教師が勝手に決めつけるのもいけません

生徒には「○○をやっているとき楽しそうにしていたけど、○○だったら頑張れるんじゃないか?」

といった具合です

そうやって目標や楽しめること、興味関心や本人の意思などを聞き取りをすることで

進路は一つに絞っていくものです

生徒自身が絞った目標へ達成できたかどうかが一つの教師の目標になります

その背景には

教師自身が最終的に「この高校選択で行こう」と進路指導でGOサインを出すので

(教師個人でGOサインを出すのではなく学校内での進路委員会で基本は可否の判断をします。進路委員会は校長、教頭、進路担当、担当学年と担当を持つ教科の教師陣で構成されます)

教師自身の判断が正しかったかどうかも確認することになるので

生徒の目標達成は、教師の目標達成でもあるのです

生徒の満足

生徒が合格してもこんな場合があります

「やっぱり△△学校にしておけばよかった」

これほどショッキングなことはありません

教師からすると

「結局は生徒と保護者で決めたじゃないか!」とツッコミたくなるのですが

素直なあなたもやっぱり傷つくでしょう

大切なのは何も「高校に合格した」だけではありません

「行きたい高校に合格できた」

「希望する高校は不合格だったけどチャレンジできた」

という事も生徒の満足度につながります

ビジネスの世界を考えてください

宝くじなどもそうですが

顧客に完璧な製品を届けることが目的ではありません

完璧な商品提供ならば

車の場合「事故を絶対に起こさない車」が完璧な車でしょう

ですがそんなものは今のところありません

ですが車業界は事故を起こす可能性のある車を販売しています

同じです

車業界が販売するのは「顧客満足」です

車を買う人が満足感を持って店を出ていくことができれば目標達成=売り上げになります

進路指導も同じです

生徒の満足=顧客満足です

ですが教師(公立教員)は公共サービスになりますので

「顧客満足度」が「0」でも商売になります

あなたの場合は満足度を高めるように努力すると思います

なのでこの先も少し読み進めてください

生徒の2種類の満足度

合格する満足感

生徒が自ら志望校を決めて

保護者も納得し

受験して合格する・・・理想的です

ですがそうではない場合も沢山あるのが進路指導です

チャレンジする満足感

生徒自ら志望校を決めたが

実際、成績が受験するのに足りない・・・

(試験を受けることはできるが、過去のデータから見ると合格率は極めて低いことはわかります。そういった意味で「成績が足りない」という言葉を使っています)

もちろん、受験して絶対不合格か?と言われると、受かる可能性ももちろんあります

ですが

受かる可能性はある程度分かるのです

だから、「おそらく合格するだろう」、「おそらく難しい(不合格の意味)だろう」と伝えてあげることはできるのですが

(注意:「不合格」とは言いません「難しい」と伝えます)

「受けたい」と強く思っている生徒もいます

そこで大切なのが保護者との話です

生徒と保護者が話を詰めれていれば問題ないです

「合格する可能性は低いけど受験(チャレンジ)させます」でお終いです

生徒と保護者が話を詰めれていない場合が問題です

最終まで家庭内で話がまとまらないと

生徒は受験が終わって高校へ行っても、満足感は得られません

どんなことをしてでも家庭での話は決着をつけておいてもらわないといけないのが学校での進路です

そういった場合学校に来校してもらい何度も話をすればいいのです

その都度時間はかかりますが

大切な生徒の人生を左右する決断です

たっぷり時間をかけてあげましょう

しかも、中学生は、家であまり親と話をしないこともよくあります

だから、話さなければならない環境を学校で作ってあげることも大切です

学校からできることはアドバイス

こんな高校がある、成績が足りている足りていないぐらいです

チャレンジするかしないか決断するのは、家庭であり生徒本人ですので

徹底してサポートしてあげ

生徒自身が合格であっても不合格であっても悔いの残らない行動だったと思ってもらいましょう

保護者の満足

先ほどの文章とも似ているところがありますが

学校は生徒と言う人を預かって育てるお仕事です

預けているのはだれか?

保護者です

保護者は教育を受けさせる義務があるというのもありますが

大抵の場合は子供のためを思い中学校へ登校させています

だからこそ、保護者を満足させることが大切です

教科の指導はいまいちでも

進路が良くできる教師は最終的に「良い教師」と保護者から言ってもらえます

逆に

教科指導はバツグンでも進路が全然できない教師は「できない教師」の烙印を押されます

あなたはどちらがいいですか?

保護者とのコミュニケーションは

生徒自身が知らない(知らなくていい)事情を聞くことになります

お金の事情、暮らしの事情、その他の事情色々です

家庭内で話が詰めれていればいいのですが

言えること、言えない大人の事情も確認しなければなりません

別に深く知る必要はありません

経済的な事情の場合

お金がないので私立高校は難しいというニュアンスをつかみ取れればOKです

現在は私立学校進学への支援金たくさんあり何とかなる可能性も高いのですが

初期費用はやっぱり100万程度は必要と思っていたほうが良いでしょう

あなたもわかるでしょうか?

生徒本人だけの意思では、進路は決定できないという事です

悲しいことですがそれも現状であります

だからこそ

生徒自身の満足感と、保護者の満足感とが合致する高校選択というのはとても難しいのです

ですが、最終的に大切なのは保護者が納得して受験させられるかどうかが重要になってきます

やっておくべきこと

あなた自身に高校の知識が少ないと

提供する情報が少ないということ

あなた自身も窮屈な思いをすることになります

なので、高校の情報には必ず目を通しておきましょう

3年で担任になれば、進路の担当から必ず高校の情報雑誌はもらえます

2年1年の頃でも高校の一覧などで少しずつ知っておいた方が

コースや学科の変化などもとらえることができるのでいいです

3年でも間に合いますけどね

主に押さえておくポイントは

文理学科などの進学コースを持っているかどうか

専門の学科を持っている高校(体育や工業(現在は工科高校))

普通科でもコースがいくつかある

というところです

進学コースは勉強ができる、大学を目指す家庭に対しては押さえておきましょう

その高校の進路(どんな大学に進学しているか)の情報は必ず押さえておきましょう

体育や工業などの専門は特に書かなくてもいいと思います

というか、専門系に進みたいと考えている子はすでに決まっていることも多いので

同じ専門を持つ高校をリストアップしていれば対応できます

もちろん高校の特色もあるので一概に成績で決めてはいけませんが

普通科でいくつかのコースを持っている高校の場合が曲者です

例えば

普通科、英語科、商業科を持つ高校があるとして

普通科は倍率が高い(競争率が高い)

でも、商業科は倍率が低い、英語科も低い

とした場合

普通科を第1希望、商業を第2希望にして普通科が無理だった場合

商業科を第1希望にした生徒は商業科で先に受かります

第1希望の普通科を落ち、第2希望に商業科を選択した子同士の、空いている商業科を取り合う競争になります

もちろんその第2希望競争に負ければ、商業科を第1希望にした自分より成績の低い子が受かり、自分は不合格でその高校に行けないという事が起こります

ということは、普通科じゃなくてもいいやと思っているならば先に第1希望で商業や英語にしておけばいいのです

競争になり不合格になる可能性をわかっているのならいいのですが

そこらへんが併願と専願と公立一本(単願)の調整の難しいところです

高校調べは生徒以上に知っておきましょう

まとめ

今回は

進路の基本を紹介しました

教師自身の目標達成とは

  • 生徒の目標達成
  • 生徒の満足・・・合格する満足感。チャレンジする満足感
  • 保護者の満足

とし、高校調べは早いうちからやっておこうということです

保護者の中には専願(私立高校1本受験)や併願(私立と公立両方受験)や公立1本(単願とも言う場合がある)などの受験方法を知らない人もいます

少しでもあなたのためになり

あなたが生徒や保護者をサポートすることで

あなた自身の成長と評価

社会の発展に貢献できればと思っています

あなたのこれからの活躍が世界のためになります

あなたを応援します

最後に

私も少しでも学生の勉強の足しになればと

授業の記事・動画をまとめていますので参考にしてください

▶【てぃーちゃーMの社会科】授業ブログ「やさしい社会科授業」

http://teacherceo-masajirusi.com/

▶【中学社会科動画】youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuTo1d_8MwwdbfWkLWaPLUibd6h0I0E0

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